最近出たエルミナージュというゲームは、楽しいのだがやたら難しく、なんとなくやる気がなくなってしまった。
一方でドラゴンクエストモンスターズも楽しいが、目標だったスライムつむりを強くする、というのが自分の中では完了してしまったため、なんとなくふわふわしている。
以前書いた事があるのだが、僕はクリア直前のゲームをやめてしまう癖があって、それはゲームが終わってしまうもったいなさもあれば、ここまでやったんだからもういいか。
そんな気もあるかもしれない。
しかし奇妙な事に、エッセイや小説を読むときは、それを最後まで読まない、というのはまずない。
ちゃんと読む。
ゲームと小説にどのような違いがあるのかはわからない。
そう言えばゲームでも、格闘ゲームは違う。
ガイルという当ブログで2年に1回ほど話題になるキャラクタは、必殺技としてソニックブームというのを持っている。
これは、相手とは逆の方向に方向キーを押し、ある程度押し続けたら攻撃ボタンと同時に相手方向へ方向キーを傾ける事でソニックなブームが出力されるものである。
さきほど、クリア直前のゲームをやめてしまうとは言ったが、僕はこの「押し続け動作」を直前でやめたりはしない。
ちゃんと押し続けてからのソニックブームまで持っていく。
しかしこの例は、「クリア直前」という点で冒頭のゲームとは違うだろう。
ガイルはソニックブームを出力したらクリア、要は勝ちというわけではない。
というか、そもそも必殺ではない。
相手には、そよ風程度のダメージしかない。
となると、それでも僕が方向キーを押し続ける理由というのは余計によく分からなくなる。
読書でのくだりを取り上げるなら、それは「ソニックブームがちゃんと画面端まで届くか」を見届けたいがためになるのだが。