閑話休題 その3

昨日からのつづき。
【あらすじ】
5月27日にディズニーシーに行ってきた。
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「レジェンド・オブ ・ミシカ」は、一体どういった規模でこの人たちはショーをやるのか、と感嘆させるものである。
ギラギラしたシルバーアロワナが「みずのいし」で進化しました、という感じの豪華幻想動物客船と高い塔のミッキー。
華やか過ぎだ。
しかし一方で、それほどアグレッシブに動けない船、塔であることも否めない。
それを補助するのが、水上スキーヤー群である。
彼らは、その静的な船、塔に比べたらあまりに暴徒じみた速さで湾内を闊歩。
縦横無尽にシュプールを描きまくる。
どうにか合流したシー5段が教えてくれた。
あの軌跡でミッキーを書いているんだよ、と。
確かに、そう言われればそう見える。
しかし人だかりでよく見えない。
おそらく人だかりもそれがみたいのだから、仕方がない。
ここはひとつの「人だかり」という生き物の一部として、誰かがそれを見ていれば良い事にしよう。
唐突に、カイトが空を舞い始めた。
水上スキーには二人乗っており、搭乗者がそれを操作している。
水上スキーの速度が速いものだから、カイトは鰯の魚群のように翻る。
これまた動的に、このショーに華を添える。
シー5段がつぶやいた。
今日はフルバージョンだ、と。
何をほざいているのかと聞いてみると、風の強い日などはカイトを出す事ができないなど、様々な環境要因がショーには関わってくる。
そのため、それぞれに対応したバージョンがあるのだと。
ショーは綿密だ。
と、あるカイトが海上に落ちてしまった。
少なくとも、僕たちとその周りには、なんとなく「あっ、失敗しちゃった」感が漂う。
しかし一方で「結局、飛ばしたカイトは落として回収するほかないから、あれは計画内の出来事だ」と納得する雰囲気もある。
結局、あれが計画的なものだったのかはよくわからない。
ただ、そんなことに目を奪われてしまったのは、少々このショーに没頭できていなかったためであるため、その点が反省点。

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