かまいたちについては何度か触れているかもしれない。
それは人に気づかれないように、その足とかを切るという妖怪。
切られた人はそのまま帰宅、家族のものに「あーたその傷どうしたの!?」と指摘されることで初めて気づき、その不思議さを持って話が終結するのが一種のならわしになっている。
さて、このかまいたち。
3匹が1チームで、このよくわからないワークをこなすことになっている。
まず1匹がターゲットに突撃し、2匹目が切り傷を作る。
そして3匹目が痛み止め、あるいは血の出なくなるような薬を塗る、とされている。
この手順によって、人は傷を負ってもそれに気づくことがない、という訳だ。
今回は「いろいろなことを3つの役割に分けてみよう」と考えている。
【採血】
1匹目が患部にアルコールを塗る。
2匹目が注射器をさして血を吸う。
3匹目が「はいここ抑えておいてくださいねー」と言う。
こんな感じ。
看護士さんは3匹目でした。
【代返】
1匹目が登校する。
2匹目が咳払いで喉を整える。
3匹目が声色を変える。
【10倍界王拳】
1匹目が界王拳を発動する。
2匹目が殺されてしまう。
3匹目が10倍界王拳を発動する。
【オムライス】
1匹目がケチャップライスを作る。
2匹目がとろとろオムレツを作る。
3匹目がオムレツをケチャップライスの上に乗せる。
【ジェットストリームアタック】
1匹目がターゲットに突撃する。
2匹目が切り傷を作る。
3匹目が銃創を作る。
【悲劇】
1匹目が2匹目と許されない恋に落ちる。
2匹目が3匹目と結婚している。
3匹目が4匹目に1匹目の殺害を依頼する。
【卒業アルバム】
1匹目が卒業アルバムを取り出してくる。
2匹目のスペースに花束の写真が印刷されている。
3匹目が遠い目をする。
基本的に3匹目がえらいよな。