遠投

メモに「カメを遠投」と書いてあった。
最近忙しくはあるので、そういうことがメモにあることもあるだろう。
ただ、今このメモをいかがわしく感じるのはカメのスタンスを僕が好んでいるからだけど、少なくともメモったときは何かしら思うことがありしたためた。
そのはずなんだ。
マリオだろうか。
マリオは確か、第3作で初めてカメを持つことができた。
そしてシュート!。
遠投と言えなくもない行動をする。
いや、なんか違うな。
違う。
そうだ。
遠投されるカメの気持ちが気になったような。
カメに「遠投されてる」と思わせる遠投が、本当の遠投だ。
そう思ったのだ。
こういうのもあったかもしれない。
例えば円盤投げ。
あれは槍投げとかと同様、投げた直後に「遠くへ飛べ」を意味しなくもない叫びを発する。
ここで、投げるのが円盤だったら、円盤自身は「遠くへ飛ぶすじあい」はないだろう。
動力を持たないし生き物でもないから、あくまで遠投者の実力を素直に示すだけだ。
しかしカメならどうだ。
生きているのだから、もしかしたら遠投者の「遠くへ飛べ」を感知できるかもしれない。
それは、カメの素質にもよるだろうが、「遠くへ飛ぶすじあい」が発生する可能性を示唆している。
そのとき、70mあたり先を目指して落下しつつあるカメは、どんな行動をする、あるいはしないだろう。
メモを見ながら、「生き物だったら感知できるかも」というところに分の悪さを感じた。
なにせ、マリオはカメを踏んでは投げ踏んでは投げしているし。

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