以前も書いた気がするが、この机上を見るだけでうんざりしてしまうコードの量。
いやだ。
しかし充電器などは片付けてしまうと、それはそれで面倒なわけで、どうにもコード地獄からは抜け出せないようだ。
今、コードにびっしりアブラムシがついていたらどうだろうと思いついた。
なかなかいろいろ使えそうなイメージのような気がする。
見た事があるのだ。
庭のバラ、若芽にアブラムシが足の踏み場もないくらいにみっちりついていたことを。
と、こういうときに「足の踏み場もない」を使用してもいいのだろうか。
まず気になるのは「足の踏み場もなくしているものが、けっこう踏んでしまってもいい」という今回のシチュエーション。
無益な殺生は好まないが、この場合のアブラムシは除去したい対象だ。
できないが、指でついーっとしなくてはバラがやられてしまうから。
それに話題の環境自体が足の大きさに届かないという点も気になる。
「バラの若芽に足の踏み場がない」とくれば「そうだよね」で終わってしまう。
そこにアブラムシがいようがいまいが踏み場の面積が増えるということはないから。
あれ、何の話だったか。
コードだ。
コードとくれば掃除機のあれだ。
今では少なくなってきたかもしれないが、あのしゅるしゅるとした動きに逸話はつきない。
確かグフのヒートロッドは、掃除機コードの巻き取りシステムが応用されていたはずだ。
あのしゅるーっとしたやつで、ガンダムをやるんだ、グフは。
そういえばヒートロッドには節があった。
それはなんとなく髪の毛のキューティクルを彷彿とさせる。
髪の毛にびっしりアブラムシがついている感じもいいなと思ったけど、ちょっと気持ち悪すぎる。
それにこうくると、髪の毛がコードの人を考えなくちゃいけない。
でもそれはトランスフォーマーか電脳少女か初音ミクか。
たぶん全部間違ってるけど、そういう人のコードをちゃんとコンセントに差してあげればすごく頭の回転が早くなるだろうし、なんだかフリスクのCMっぽい。
もっとシンプルに、コンセントを差すとコード先にバラが咲くってのもいいな。
机上、一花繚乱。