「どぜう(どぢやう)」「てふてふ」などである。
例の「おもしろ読み」の余地のある彼ら。
どういったことがあってか分からぬが、これらはそれぞれ「どじょう」「ちょうちょう」と読ねばならないとのこと。
なんでだ。
それはさておき気になるのは「本当に「どぜう」と読んでもらいたいとき」はどうすればいいのか、だ。
例えばこんな文があったとしよう。
「幼少から現在に至るまで、人は一度くらいは「どぜう」を「どぜう」と読んでしまって恥ずかしい思いをするものだ」
「しかしその恥ずかしい経験は「どぜう」を「どじょう」と読むためには必要なのである」
「しず子は思い切ってまことに聞いてみた。「レディガガって、シーハルクみたいなもの?」」
最後のは関係ないが、とにかくこの文面に出てきた「どぜう」は読み方としては全て「どじょう」となるわけであるが内容上、「どぜう」と読みたいところもあるわけである。
「@」はどうだろう。
※以下、どぜう発音してほしいところにて採用してみる。
「幼少から現在に至るまで、人は一度くらいは「どぜう」を「@どぜう」と読んでしまって恥ずかしい思いをするものだ」
@のところは「そのまま読み」で、結果「@どぜう」と読むわけ。
しかし文章ならいいが、日常的な会話にてどうしても「@どぜう」と発音しなければならないときは難しい。
「アットどぜう」っていうのもなんだし。
かといってそのまま「@どぜう」と発音してしまうと、相手が「どじょうね」と判断してしまうため、結果「@どぜう」という読みは置換されてしまうのだ。
会話中の場合、どうするか。
そんなことを考えていると、どうも日本人は今後絶対に「@どぜう」「@てふてふ」なる何かを生み出してはいけないんだろうな、と思えてきた。