蝉の声を聞く度に
メニスカス九十九里浜
椎名林檎の「歌舞伎町の女王」で、もちろん「メニスカス」の部分は、本当は「目に浮かぶ」だ。
高校だっただろうか。
理科の授業で初めて聞いた「メニスカス」。
試験管などの容器に液体を入れたとき、その液面がちょい曲がる。
そのことを言うのだっただろうか「メニスカス」。
日常生活においても何となくはそんな「ちょい曲がり」が起きる事を知るシーンは多い。
しかしなぜそのことに名前をつけたかね。
そう思った事もあったが、ちゃんと液体の量を計測するうえでは、その方法のほかに「ちょい曲がる理由」くらいは知っておいても損はない。
そうともなれば名前くらいあってもいいかという気分である。
こういう、意外なものにも名前がついている、というのはおもろいし、実際おもろい人がいじったりもしている。
となると、ものに名前がついていないというのはおもろくなく、ぜひどんどん名前をつけていってもらいたい。
誰か頼む。
ところで冒頭の「メニスカス九十九里浜」。
なんだかスペクタクル。