結婚式に持っていくための祝儀袋の結び方を調べていたとき、その結び方にはこんな意味があることがわかった。
「この結び方には、二度と繰り返す事がないようにという願いが込められています」
一度結んだらほどけないかららしい。
病気していた人に対しての退院祝いか何かだったら、二度と繰り返さないように。
いい。
だが、結婚式の場合は、なんとなく「余計なお世話なんじゃないだろうか」という気がする。
「いやーおめでたいですね。でもこういうのは1回かぎりにしてくださいよね」
幸せそうな新郎新婦に向かって言う内容じゃない。
「ね、これ一度結んだらほどけないの。ね。わかるよ、ね」
うーん、もうたたく。
どうも2回目ないよねとかってのは、ちょっと踏み込みすぎるのだ。
「つらいときもあるかもしれませんが、二人で乗り越えていってください。陰ながら応援しています」という意味の結び方があればよかったのに。
つらいときもあるかもしれません
→袋がしわしわ。
二人で乗り越える
→紅白2本のひもで袋をしばる。
陰ながら応援しています
→すこしだけお金見えてる
この状態の祝儀袋が表すのは、どう考えたって「おれ、おまえらの結婚祝ってない」であり、よろしくない。
そして「袋がしわしわ」で「ひもで袋をしばる」が表すのは、なんとなく粗暴な猫の去勢方法だ。
ほんとひどい話。
で、今回はこんな終わりというんだから、僕も驚きです。