ある種のラーメン好きにとって、何が一番幸せな悩みかというと、それは「大盛り」と「全部のせ」、どちらにするかということである。
値段と腹持ちのバランスを考えると「大盛り」だろうが、値段と豪華さを考えると「全部のせ」だ。
すし全部のせ
いきなりで恐縮だが、言いたいことはわかるだろう。
楽したいのである。
さて、ラーメンと同じ方針で、すしの「大盛り」「全部のせ」を考えると、以下のようになる。
すし大盛り
・・・すめし大盛りに刺身ひときれが乗っている
すし全部のせ
・・・がんばってはいるが、正直見た目汚い
どれも、すしではなくなってしまう。
すしは、思いのほかデリケートな食い物なのだろう。
はがき全部のせ
いきなりで恐縮だが、もう食べ物ではなくなってしまった。
楽したいのである。
さて、これもラーメンと同じ方針で考えてみる。
はがき大盛り
・・・どうしても当てたい懸賞がある
はがき全部のせ
・・・字を書くスペースが少ないもしくはない
どれも、どこか病的である。
はがきは、思いのほかデリケートな郵便物なのだろう。