でんでん むしむし かたつむり
おまえの あたまは どこにある
つのだせ やりだせ めだまだせ
なぜ「むし」の部分を繰り返すのかは不明だが、よく知られた歌である。
この歌で気になるところは、やはり「やり」部分で、実際気になられている方も多そうである。
これについては諸説あるのかないのかいまいち分からないので、各自調べていただきたいのだが、もちろん当ブログでは正答に興味はない。
ここでは「かたつむりの歌に出てくる、やりだせとは」について、諸説紛々の中の正答っぽいものから、一番縁遠そうなやつを見たい。
1.歌の作者が、よくゾイドで遊んでいた
?ゾイドらない人のためのゾイド講座?
ゾイド:なんだか地球上の生物の形をした機械兵器みたいなやつで、プラモデルがある
ゾイドの中に、たぶんかたつむり型の兵器もいたのである。
作者は幼少よりゾイドをたしなんでおり、その武装の一つに「でんでんむスピア」とか「かたつむランス」があったのであろう。
それを出せとかたつむりに言っているのである。
2.歌の作者が、かたつむりを「小さいトロイの木馬」か何かと思っていた
あの渦巻く殻から、槍を持った兵士が出てくると思っているのである。
命令口調で槍を出すように言っているところをみると、そこに潜んでいることは既に見破っているぞということを兵士達に気付かせ、その士気を下げようとする意図もありそうである。
3.交尾をせがんでいる
この歌でいう「やりだせ」は、いわゆる「槍出せ」ではなく、イメージ的には「ヤリだせ」ということなのであり、作者の性錯綜がうかがわれ、こんなこと書いている僕自身も滅入る。
ところで、かたつむりは雌雄同体である。
作者がそのことを知っていたとするなら、かたつむりの交尾を強要しようとする作者の錯綜は、もう大変なことになっていそうである。
ところで僕は、もうかたつむりの身も、殻も触れなくなってしまいました。
だから、基本的に何も出してくれなくて、登場もしてくれない方がよいです。
かたつむり、終わり。