昨日から。
【あらすじ】
ポジティブな感じのする、季節を感じさせる言葉(さくら)をポジキゴと言い、ネガティブな感じのするほうをネガキゴと言い。
今日は秋と冬。
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●秋
・ネガキゴ
「○○の秋」全般
許せないのである。
秋。
ことばに「の秋」をつければ、なんでも許されると思っているのである。
誰かが。
そしてその懐の深さが、○○の中にネガティブなモノを入れた際、それを際立たせる。
「不意打ちの秋」
「ポケベルの秋」
「期限切れの秋」
「かくしだまの秋」
「ドーピングの秋」
「たまぎれの秋」
「不足の秋」
「掃射の秋」
晩秋という言葉があることも手伝ってか、より滅入りそうなものばかりである。
●冬
・ネガキゴ
「短パン」
本来、冬に短パンを着用することはそう、「ザ・パンチ」のネタになってもおかしくないほどの危険性をはらんでいる。
しかし、これよりもネガティブな感じのものがあるのも事実である。
だが、待ってほしい。
冬における「短パン」ネガキゴとしての真価は、ときどき「いちゃっている」ことにあるのだ。
ネガティブなものが存在することを周囲に知らしめる短パン人。
ファッションではない。
しかも、その行為がなんとなく「寒さに強くなります」というメリットを含んでいそうなことが、なおさら見るものを落ち込ませるのだ。
次回。
季節に季語は三種類ある。
ポジキゴ、ネガキゴ、あと何か、について。
ぶっちゃけ「それ以外」カテゴリです。