一石二鳥二

昨日からのつづき。
【あらすじ】
「一石二鳥」というのは、暇人が石を一個投げて、なんだか二羽の鳥にヒットでゲットした感じ。
しかし、実はその二羽、頓死だったのである。
暇人は一個の石で二羽取れたよーと大喜びだが、実は石、関係なかった。
ということで、彼が石を投げないで別のことをやっていたときに、二羽頓死事件がおきた場合のことを考えてみる、真夜中の歴史ミステリー。
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◆一手二鳥
暇人は将棋をやっていた。
「これでどうだ!!」
将棋盤のどこでもワープできるオリジナル駒「無尽」により、一手目での勝利を得た彼の目の前に、二鳥が落ちてきたとき。
「一手二鳥」の誕生だ。
◆一足二鳥
「一足お先に」歩いていたら、二鳥が落ちてきた。
早起きは三文の徳、みたいなこと。
◆一瞬二鳥
暇人はすごく鳥を見ていたが、目が疲れたのか。
一瞬だけ一羽の鳥が二羽に見えたのだ。
でも、すぐ一羽に戻った。
ということを表したことわざ。
誰も得していない。
◆一鳥二鳥
暇人が、飼っていた鳥にいとまを与えてみた。
すると、その鳥が友達を連れてきた。
ハートフルである。
◆一一二鳥
暇人が、夕暮れどきに飛んでいた鳥の群れを数えた。
だいたい、そのくらいだった。
◆ふりむけば二鳥
暇人が誰かに呼ばれたと思って、振り向いた。
しかしそこにはポストしかなかった。
しかし、まさかの二羽落下で、暇人もうける。
その後、彼は腹が減るたびに振り向いたという。
◆逆立ち二鳥
暇人が逆立ちをしようと、地面に手をやったとき、そこにちょうど二羽の鳥が!!。
または、逆立ちしている暇人の足先に、羽休めにきた二羽の鳥が!!。
◆背伸び二鳥
暇人が背伸びをしようと、両手で天を仰いだとき、たまたま頓死しそうな二羽の鳥が!!。
または、背伸びしている暇人の両手に、頓死した二羽の鳥が!!。
◆二鳥二鳥
市場へ鳥を売りに行こうとしたが、いくら数えても、手持ちの鳥が二羽しかいない。
そんな気持ちが表されている。
◆ウインク二鳥
男前、もしくは女前の暇人がウインクしたところ、貴族が自分にしてくれたと思い、差し入れをしてくれた。
◆一石二鳥三たすけあい
なんとなく書きたかった。
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ということで、あんましあらすじを踏襲せず終わってしまう、真夜中の歴史ミステリーでした。

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