卒業文集
9番 ケーススタディ
ある日、近所のおじさんが僕を訪ねてきて、
「彼氏を紹介するといって娘が連れてきたのがボルゾイだった場合」
について、アドバイスをしてほしいといいました。
僕はそんな事例、あるものかと思いました。
僕は、初めてのことが嫌いなのです。
このときは過去に事例が2件あり、それぞれがうまくいったものがあったのでよかったです。
「ボルゾイはそこらの男よりもかっこいいよ」とアドバイスできました。
しかし、別のおじさんが来たときは困りました。
「孫にカブトムシを宅急便で送ったが、着いたときにバラバラになっていた場合」
についてです。
おじさんは「われもの注意」のシールも貼ったのに、と怒りました。
僕はそんな事例、あるものかと思いました。
僕は、初めてのことが嫌いなのです。
ところがこのときも過去に事例が15789件あり、全てがうまくいったものがあったのでよかったです。
「おじさん。品名に事務用品と書いちゃうと、バラバラになりますよ」とアドバイスできました。
おじさんはあちゃーといった面持ちで帰っていきました。
このように、私は初めてのことが苦手でした。
しかし、この学校で初めてのことを想定しながらやったらうまくことを学べました。
ある日、また別のおじさんがやってきて、
「ストローの途中が割れていた場合」
について、アドバイスをしてほしいといいました。
これは事例がありそうだぞ、と思いました。
しかし、事例はあるものの、それぞれがかなりユニークな対処法になっていて、困ってしまいました。
けれど、そのシーンをちゃんと想像して考えたら、アドバイスが浮かびました。
「空気もろとも吸え」
おじさんは納得して帰りました。
これからも。
この経験を生かしていきたいと思います。
注
ケーススタディとは、違うな・・・。
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ケーススタディさんへ
いつも読んでいる7942さんのブログなのですが、いつもハッとしてウマイなぁと思ってます。
どうしたら、奇想天外なことを思い浮かべられるか、頭の構造を教えてください。もしや、未来型ロボットか宇宙人なのですか?
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うかがったところ、「さりげなくかっこいいポーズを決めている男性や、遠くで猫なで声を出している女性に、いちいち反応しましょう。」とのアドバイスをいただきました。