卒業文集 6番

卒業文集
6番 カーリー・スー
お父さんは夜、タンスに体あたりをします。
新しいしごとのれんしゅうなのです。
「あたりやのしごとは、かどにたいする考えで、すべてきまるとおもう」
お父さんがしごとのことを言います。
お父さんが「車にあたったあと、その車がにげたら、ハイリスクハイリターンになるんだろうな。このしごとは」と言いました。
わたしがよくわからないというと、お父さんは、あたりやをやったときに車がにげたとき、その人を見つけられたら、よりたくさんお金がもらえそうだけど、見つけれなかったらお金がもらえない、ということを言いたいのだと言いました。
わたしは、そのとおりだと言いました。
あそびにきていたきくち君が「あたった車がにげたとき、だれが一ばんわるいの」とお父さんにきいたら、「おじさんも、くるまのひとも、じだいも、みんなわるいんだ。」と言いました。
わたしは、そのとおりだと言いました。
きくち君は、わるい人にはなりたくない、と言いました。
わたしは、もっともだと言いました。
わたしがそつぎょうしたら、お父さんにもっとかどのいいタンスを買ってあげようとおもいます。

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