僕は寝ているとき、貼っていたサロンパスを「なんか違和感ありの様相」と、はがしてしまう。
昨日そんなことを書いたのだが、ふと思い当たった。
この件を考えると、密着度の差はあれど、パジャマだって同様の感じを人に持たせる危険性がありそうではないか。
サロンパス?パジャマについて、考えてみよう。
寝ているとき、サロンパスははがしてしまうのに、パジャマはなぜ脱がないのか。
※一般的に、人は寝るときにパジャマを着るが、人によってはなんかいやで、半裸、全裸で就寝を試み、見事成功しているケースも多いだろう。
しかし一方で、パジャマは一般的に親しまれており、この世に「パジャマ界」を確立しているといっても過言ではないのだ。
サロンパスとパジャマの差。
それは慣れ、であると思われる。
幼少の頃からずっと全裸で寝ます、という人はそんなにいないのだ。
誰しも、どこかでパジャマ期を経験している。
「俺は生まれてから45年間、ずっとパジャマ期であったし、これからもパジャマ期が潰えることはない」
こんな45歳の人は多いだろう。
それに比べてサロンパス期はどんなに譲歩しても10歳より前から始まる、ということはなさそうだ。
また、サロンパスには「効果持続」に限界がある、という点も見逃せない。
「半年間ずっとサロンパス貼りっぱなし」という人もいるかもしれないが、たいていは就寝時間のみではないだろうか、「サロンパス期」。
それに比べてパジャマは、使い古して生地が薄くなったなどはあれど、その効果自体が減少することはない。
※ちなみにここでのパジャマ効果とは「ふー、パジャマ着た」という、なんか今日はもう寝るだけ、みたいな気持ちにさせる効果である。
以上の点により、サロンパス期はパジャマ期に比べてかなり短く、しかも不連続である。
したがって、人はサロンパスにあまり慣れておらず、気の緩んだノンレム睡眠あたりで、その異物を排除しようとしてしまうのだ。
※この仮説は「ゆかた」は、はだけやすいという件についても有力だ。
多くの人は「ゆかた期」が少ないため、就寝中に違和感をおぼえてしまうに違いない。
ただし、ゆかたの「はだけ」については、その多くが「物理的な、単なる自然現象」であることも考慮に入れる必要がある。
サロンパスへの慣れ。
それは幼い頃から、サロンパスを貼っておくことである。
サロンパスではなく代替シールでも良いだろうが、僕は好きなのでかまわないが、あのにおいがどうも、という向きでも対応できる点で、オリジナルの方が好ましい。
サロンパスを就寝中にもかかわらずはがさない人は、両親に敬意を表するべきだ。
あなたの両親は「この子がサロンパスに慣れますように」という願いを込めて我が子の背中にサロンパスを貼り、その指先にすーすーするにおいを漂わせているような、先見の明の持ち主である。
あなたの両親は「サロンパスにかぶれないように」と、夜な夜なサロンパスをはがしていたような、子供を思う気持ちの持ち主である。
あなたの両親は我が子に「俺をサロンパスに慣れさせておいて・・・。どういう方面に育てるつもりだ」と思われずに済ませるような、子育て力の持ち主である。
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オレは湿布期が10年です。奇病になってから離せません。手足に4枚貼ってます。でも、慣れて剥がしません。
なのにサロンパスは剥がしてしまいます。
密着度が高いのになぜ?
サロンパス期がくるのは老後でしょうか?
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湿布とサロンパスは、人間にとって違うものなのか・・・。
サロンパス期が老後に来るとなると、もしかしたらむやみに快活な老後かもしれませんなー。