受動ヒーロー4 ?あしたのために・・・?

昨日から。
【あらすじ】
こんな変身始動ポーズはいやなんだ。
・メール受信
・つまづき
・古い友人との運命的出会い
ところで、変身を解除するポーズってあるのかな?。
僕は知らないね。
でも、変身解除は自分の意思でできないとなぁ・・・。
=======================================
多くのヒーローが、一見すると「変身解除トリガーを持っていない」こと、そして「変身解除は自分の意思でできるはず」を前回までに述べた。
ここから考えられることは「変身解除トリガーが見当たらないのは、それがかなり日常的な行動に隠されているから」という憶測である。
例えば「深呼吸」。
前々回に「ヒーローは、変身状態だと少し興奮している」という声紋鑑定が出ているので、とにかく気持ちを静めるという効果も期待でき、有効かも。
だが、それだと一戦交えてる最中の一呼吸で元に戻ったりしてしまうかもしれない。
戦闘中にいきなり変身をとくヒーローに対して、敵は「こいつ、俺を馬鹿にしてる」と思うに違いなく、死活問題である。
「変身始動トリガー」にも言えたことだが、結局日常的な動作が「変身解除トリガー」だったら、マズいのだ。
そこそこユニークでなくてはならない。
では、トリガーは「変身よ、解けろ!!」と強く念じることはどうだ。
これは「興奮よ、収まれ!!」と念じれば収まるかどうかに置き換えてもよいだろう。
この念じは、何か山伏的な修行を積めば可能かもしれない。
しかし、彼らが精神鍛錬を欠かしていないかどうかは不明ではあるが、僕には、最近のヒーローに藤岡弘を感じられない。
とりあえず(といっても、戻る気は無いが)鍛錬していない方向で進ましてもらう。
となると、ヒーローにはやはりお手軽目立たない、それでいて複雑な「変身解除トリガー」が必要なのだ。
む、難しい・・・。
まず考えられるのは「変身始動トリガー」をもう一度行うことである。
おとといの「こんな変身始動トリガーはいやだ」で考えると、
・メール受信
特定人物からのメール着信で変身し、もう一度着信が入ると変身が解除される。
おそらく一件目の件名は「変身よろ」、2件目は「解除よろ」であろう。
ヒーローの携帯電話を入手し、「変身よろ」と「解除よろ」メールの時間の合間に送信されたメールがあれば、
それは変身中に送信したメールと言え、それはわざわざ変身中にもかかわらずメールを打たねばならなかったという、
何かしらの意味を持つ相手ということが伺える。
・つまづき
つまづくことで変身し、つまづくことで変身が解除される。
夕暮れ、つまづくためだけに、石ころばかりの川原を一人歩くヒーローに乾杯だ。
・古い友人との運命的出会い
偶然古い友人と会うことで変身したのだが、またそんな偶然を起こさねば変身が解かれない。
悲しいことに、変身時に出会ってしまった友人は、もはや古くない。
また、変身時の古い友人は、ヒーローの変身を目の当たりにして、友人であることをやめてしまったかもしれない。
ヒーローとしては、新規友人がいくら増えたとしても、変身時の「古い友人リソース」として彼らが役立つのはまだ先と言える。
変身のたびに変身始動、変身解除トリガーが減る危険性があることに、ヒーローはやりきれない矛盾を感じるのだ。
・・・。
「変身始動トリガー」を「変身解除トリガー」としても使用するには、2重の悲しみをヒーローに求めなくてはならなくなるようだ。
なんだろうねぇ、「解除トリガー」。
そういえば、なんか敵を倒したとき、「勝利のポーズ」をとっていたヒーローがいたような気がする。
あーいうのか・・・?。
やっぱり、ポーズなんや・・・。
4回にわたる駄文により、ヒーローは変身のためにポーズをとるばかりか、その解除にも何らかのトリガーが必要であることが示唆された。
せめて、変身解除トリガーは「危険が去ったあと、斜め45度を見上げ、思いふけること」とかであってほしかった。
いま、彼らヒーローは、ポーズといういやなトリガーを変身始動、変身解除時の2回行わなくてはならないのである。
その姿は正義、勝利というポジティブな理由に対して、なかなか悲哀に満ちているのだ。
悲劇のヒーローとはよく言ったものである。
彼らにとって悲劇は、基本的に週2回訪れる。

受動ヒーロー3 ?衝撃!! デビルラーはデビラーだった!!?

昨日から。
【あらすじ】
こんな変身始動ポーズはいやなんだ。
・メール受信
・つまづき
・古い友人との運命的出会い
ところで、変身を解除するポーズってあるのかな?。
僕は知らないね。
=======================================
昨日、変身するときに行われる「変身始動トリガー」に対して、敵を倒し、その変身を解きたいときに使用されると思われる「変身解除トリガー」が全く見当たらない、と書いた。
しかし、例えばウルトラマンにおける「例の3分間」は、変身から3分経過が「変身解除トリガー」と言えそうかも、とさっき思った。
でも、これは「変身解除うんぬん」とかいうよりも「そもそも変身の限界が3分」ということだろう。
何かが、変身の律速となっているのである。
全てのヒーローがそうではないかもしれないが、やっぱり多くのヒーローは「変身時は、いつもより何かを使う」ようだ。
となると、ヒーローにとって「変身解除トリガー」が存在しないのは、ちょっと変な気がする。
変身の用が済んだら、速やかに一般人に戻りたいところ。
「いつもより使う、何か」を使い切らなくては変身が解除できないというのは、ちょっと京都議定書とかに反しそう。
また、戦っている最中に「こいつ、変身するほどでもなかったな」と思ってしまうような敵が相手の場合、何かを使い切るために番組ラストでオーバーキルをカマさなくてはならないだろう。
道路工事か。
効率が悪い。
なんか、あるやろ。
次回「変身解除ポーズ」について。
いつもより多く伸ばしております。

受動ヒーロー2 ?強敵!! ネオデビルラー出現!!?

昨日から。
【あらすじ】
こんな変身始動ポーズはいやだ。
・メール受信
・つまづき
・古い友人との運命的出会い
=====================
昨日、特撮ヒーローの変身について書いた。
その途中、あることが気になった。
「ヒーローは変身始動時にポーズを取るが、変身解除時は特に何もしない。」
たいていの特撮ヒーローものは「変身解除トリガー」というものが見当たらないと思う。
もしかしたら見逃していただけかもしれないが、少なくともあまり聞かない設定だ。
ところで「変身始動トリガー」と「変身解除トリガー」について触れるには、そもそもヒーローにとっての「変身」を定義するのが必要だ。
「ヒーローにとっての変身状態はどんなもんなの?」という疑問について考えなくてはならないだろう。
今、我々は特撮ヒーローは何かしらの「変身始動トリガー」を持っていることを知っている。
それは言い換えると「変身と通常」を切り替える必要、さらに「いつも変身状態、それはちょっと。」というヒーローの身体的な何かの理由があることを意味している。
その理由とは。
もちろん「ヒーロー仕様の派手な格好」が日常生活に支障をきたすから切り替えるんです、というのも大きいだろう。
しかし、根源には「いつも変身状態だと、疲れる」という理由がある、と考える。
彼らは変身中、跳ぶ、蹴るなどの動作が通常時よりも飛躍的に上昇していたり、番組後半でかなりのエネルギーっぷりな光線を体から発したりするからである。
この理由から推測できる「変身状態」とはなんなんだ。
変身後の身体能力向上を踏まえると、体に劇的な変化が生じていなくてはならないだろう。
また、身体機能にかかっている「これ以上は骨折れます」的なリミッターが解除された状態なのかもしれない。
この手になってしまうと、もはや「空想科学読本」カテゴリの方がよほど有用であると思われる。
当ブログとしてはとりあえず「変身モードと通常モード」で声紋鑑定を行ってみるのがいいのではないか、と濁しておく。
僕は「変身状態は少し興奮している」という結果が出るのではないか、と推測する。

受動ヒーロー

「特撮ヒーローが変身するとき、奇妙なポーズをとるのはなぜか?」という疑問を投げかける文章を、僕はいくつか見てきた。
こういう話は概してゆるおもろい。
詳細を覚えていればもう少し攻められる疑問だが、あいにく記憶がフォーマットされてしまっている。
あの手の変身ポーズに必然性があるとすれば、それは明らかに「変身に不可欠」ということで、
「変身前に無性にポーズをとりたくなるのです。」
「こういうポーズがあると、出資者が増えるのです。」
という理由で行われるのではないだろう。
そして「変身に不可欠」ということは、ポーズが変身のトリガーもしくはパスワードのようなものと考えて間違いない。
もしかしたらポーズの動作は「内臓はすみっこに移動させて・・・」みたいな意味を持っているかもしれないが、細かいのはおいといて、とにかく必要なのだ。
今回は「この動作が変身始動トリガーだったら困るな」というのを考えてみた。
・メール受信
携帯電話に、ある特定人物(斑鳩指令本部長)からYou’ve Got Mailすると、変身してしまうのである。
おそらく受信時のピコピコ光るのが特定のリズムを刻み、それが「何とか膜」や「何とか体」を通して人体に入り込み、全身に
メールリズミネーションが展開、変身となる。
事件は会議室で起きてるんじゃないわけだが、変身は起きてしまうんである。
ヒーローはすばやい退室を、一般人より多く心がける。
間に合わないときは「ちょっとすいません」と一声ことわる事を心がけながら、あいにくの変身となる。
ちなみに彼女からの電話が来ても、ある意味変身しているよね、との周辺スタッフからの確かな情報。
※一応「返信・・・変身」をかけていることを明記しておく
・つまづき
そこらでつまづいたら、変身が始まってしまう。
おそらく、足の人差し指に当たる部分がON/OFFのスイッチなのである。
このような動作が変身始動トリガーだと、必然的に高齢になるにつれ変身頻度が上昇する。
また、上記「メール受信」がある程度突発的な事件に対して対応できる(事件起こる→本部長が事件を確認→ヒーローにメールを送る)
変身始動トリガーであることに対して、今回の「つまづき」は、それが自体がちょっとした突発的事件であり、
いわゆる「融通が利かない」。
わざとつまづくのは、難しいことなのである。
したがって、事件の知らせが入ると、ヒーローはまず、川原に向かう。
・古い友人に偶然出会う
この始動トリガーも「つまづき」タイプであるがゆえ、「融通が利かない」という同様の懸念点がある。
「どのくらい古い友人からトリガーとなり得るのか」という点にも関係するが、
なによりもその友人から「お前、ずいぶん変わったなー」と言われること、うけあいである。
---------------–
うん。
やだね。
変身後、いくら経験しても慣れないので、少しだけうろたえるヒーローが目に浮かぶ。
次回「変身状態」について。

境内

神社や寺を訪れたときのたのしみと言えば、人の願いをのぞき見ることである。
でも最近は、時期のせいもあるか。
絵馬には受験関連のことがらが多くて、ひとつ味にかける。
「僕以外の人の願いをかなえてください。」
というのがあったりしたらいいのだが。
周りの絵馬が欲望のかたまりに見えること、うけあいだろう。
僕の想像上、薄命の美少年が書いたことにしておく。
寒い日に神社に行って風邪をひき、薄命なのだ。
「トーシューズに画鋲を入れないでください。」
というのがあったりしたらいいのだが。
そこに奉られている人が入れてました、みたいになっている。
僕の想像上、薄命の美少女が書いたことにしておく。
画鋲の傷がもとで、薄命なのだ。
流行っている寺社には、絵馬がすずなりだ。
それをかなえる方も疲れると思うので、癒し的な願いを書いたものも入れてあげたほうがいいのだ。
上記のトーシューズの件などは、「へへ・・・。おれじゃねっつーの!!。」
というツッコミが聞こえるかもしれない。
こころの耳で聞け。
もし聞こえたら、「ですよねー」と言え。
ともだち、ともだち。
ちなみに僕が今まで見てきた絵馬で秀逸だったのは、
願いメイン部分に、かまきりが卵を産みつけていたものだ。

まきこみ

あるところに「幽霊居酒屋」という感じの店があります。
その前をよく通るのですが、そこでは「ひゅ?どろどろどろ・・・」という、例の幽霊登場シーンのBGMが聞こえてくるのです。
これが、僕は大嫌い。
何故かというと「まきこまれている」から。
例えば、普通に道を歩いている。
近くに花屋があるとします。
この情景は
「花屋」
「道を歩く人」
となるでしょう。
もちろん、幽霊居酒屋でも、
「幽霊居酒屋」
「道を歩く人」
となり、なんら問題はないのです。
あのBGMが流れなければ。
しかし、いったんBGMが流れ出すと、
「幽霊居酒屋」
「幽霊登場シーンのBGMが流れるなか、道を歩く人」
となってしまうのです。
まして、敏感な人なら
「幽霊登場シーンのBGMが流れるなか、それをさも聞こえていないようなそぶりをして道を歩く人」
とかなってしまうのです。
ただ、目的地へ到着するために歩いているだけ。
その曲なんか、俺は聞いていないぞ。
でも、その情景に「まきこまれてしまった」。
やだあの人、幽霊登場シーンのBGMが流れるなか、道を歩いているわよ。
やだなぁ。

くだん3

昨日からのつづき
【あらすじ】
パクチーのようなものを食べた。
おとといからの流れをまとめてみると、
1.僕はフォーを食べた。
2.くせのある青葉があった。
3.僕はパクチーだと思った。
4.けど、決定的なパクチー判定ができない。
5.僕はパクチーのようなものを食べた。
となる。
恐るべきは3.である。
前回も書いたように、僕は「ベトナム料理に入っている、くせのある青葉」という点から「パクチー」ではないかと推測した。
これは本来「パクチーを食べたら、やたらくせがありました。そうですか、ベトナム料理に多く使われるんですか。」とされなければならないと思う。
すなわちパクチーは、その食材自身に出会う頻度に対して、そのイメージに触れる頻度がより高い。
言い換えると、この食材は味覚から接することよりも視覚、聴覚から接することが、先になっている場合が多いのだ。
パクチーを食べる前に、既に何かのメディアでパクチーの詳細は伝えられてしまっている。
それは視覚から得れらたものかもしれないし、聴覚かもしれない。
「ウチくる!?」の中山秀征から得られたかもしれないし、「クイズところ変れば!?」の、画面外から伸びてくる手の持ち主の想像イメージがあなたの脳に直接感じさせたのかもしれない。
とにかく、味覚以外の感覚で、人は「パクチー」に触れている。
そしてそれは、本来味覚でしか獲得し得ないような、強烈なイメージを人に植え付ける。
パクチーを食べたことはないが、「それはベトナム料理に入っている、くせのある青葉である」ということに、うなずかない人はいないだろう。
経験の有無に関わらず、そのイメージのみが、ただ息づいているのである。
それが経験ののち、それ自体には左右されずに具現化する。
これは、なかなか怖いことになっているのではないだろうか。
パクチーイメージ、恐るべし。
逆にいうと、今回はパクチーでよかった。
経験に対して先行しているのがせいぜい「くせがある」という「味覚」程度だけだったから。
それ以外の、まぁ「嗅覚」を除いた感覚でそのようなことが起きたら。
いや、既に起きてるかも。
目の前の料理が僕にこんなにも恐怖を与えるとは。
どんぶりを見る。
もう、からになってずいぶんたつのだ。

くだん2

昨日より。
【あらすじ】
パクチーを食べた。
前回、僕はフォーに入っているパクチーを食べ、やたらくせのあるものだなぁ、と書いた。
それは、すごいくせだったのだが、そう思うと同時に「このくせのある青葉は、本当にパクチーなのだろうか。」という疑問も生じた。
僕は「ベトナム料理に入っている、くせのある青葉」という点からパクチーであると推測したわけだが、いうなればこれは間接的な証拠。
これだけで彼を黒(パクチー)と決め付けてしまってもよいのだろうか。
連れがベトナム料理に詳しかったりしたら確認ができるのだが、あいにく連れはベトナム料理に明るくなく、その存在も僕の脳内のみとなっている。
スリットさんに「これはパクチーですか」と聞くのも恥ずかしい。
「あ?。これがパクチーじゃなかったら、何チーだってんだよ!!。」
「お前、ゴルビラ食ったことねぇのかよ?。うちのは現地直送のゴルビラ使ってんのによ!!。」
シミュレートしてみたところ、恥ずかしい上にどんぶりのフォーに顔をうずめられてしまうようだ。
その瞬間だけでも、もう一度スリットを見ておこうと思う。
とにかく、僕が食べた、やたらくせのある青葉はパクチーなのだろうか。
それとも、パクチーとは異なる香草のひとつなのだろうか。
判断できない。
このような場合、残念だが、あくまで「パクチーのようなもの」として記憶しておいたほうがよいことを、僕は経験上知っている。
ここで「僕が今食べたのはパクチーだ!!」と決定してしまうと、実はそうでなかった場合に知ったかぶり夫になってしまう可能性があるからだ。
「このフォーに入ってるパクチー、くせがあるよね?。」
「え。それ、バクシンガーっていう香草だよ?。」
となったとき、僕のメモリーは「パクチー→バクシンガー」と修正される必要があるが、前者が4文字に対して後者が6文字と、2文字多い。
そのため「バクシンガー」の2文字分が記憶されず、「バクシン」もしくは「シンガー」としか残らないだろう。
しかも、バクシンガーが料理に登場するたびに「これはシンガーっていうんだよ。」と悲しい知ったかぶりを披露してしまうことになる。
また、「僕が今食べたのはパクチーじゃない!!」と決定しまうと、再度この食材を食したとき、今回と全く同じ流れの悲しいブログを披露することになってしまう。
このような背景により、パクチーのようなものは、あくまでパクチーのようなもの、でいいのだ。
ひとつ、書きはじめでは予期していなかった結論が出ました。
明日へ。

くだん

その店はベトナム料理を出す店で、一般的にはベトナム料理店とされている。
しかし、何故かウェイトレスの女の子は誰かに裁断ばさみで切られたんか、というくらいクリティカルポイント越えのスリットチャイナ服だ。
ラーメンが食べたくてうろうろしていたのだが、少しずつ自分の考えを修正していくと、本当はフォーが食べたいということが判明。
近くにベトナム料理店があってよかった。
注文して数分も経過しないうちに「牛肉入りフォー」が出てきた。
ひとくちして、すぐに「へんなのはいってる!!」と思う。
見てみると、青葉。
なんというか、やたらくせのある、周りの味の事を一見無視したような、自己主張の激しい青葉。
「これがパクチーか。」
確か他でもパクチー入りの何かを食べたことがあったように思うのだが、それらとは比較にならないほどのパクチー感。
そのときのものは「やる気」がなかったのだろう。
それにしてもなんという味だろうか。
例えるものが浮かばない。
小学生の頃、他人の家に無断に侵入して、そこの池でヤゴを乱獲していたことがあるのだが、確かその池の周りには松の幼木が、そして池には「マツモムシ」という水生昆虫が生息していた。
今考えると、この他人の家は松づくしと言え、めでたかったようだ。
さて、思い出して見ると、この他人の家の池の周りで嗅いだようなにおいが、このフォーに入っているパクチーに感じられるのだ。
よって、誰かにパクチーのことを伝えねばならなくなったとき、僕は「なんか、マツモムシのイメージがするにおい」とか言わねばならず、説明というものが相手にとってわかりやすく噛み砕かれた内容でなければならないとすると、それは及第点は取れぬ内容。
また、他人の家の人が池まわりにパクチーを栽培していた可能性もあるかもしれないが、「なんか、マツモムシのイメージがするにおい。まぁ、池にパクチーを栽培していたんだったら、話は別だけどね。」などとしてしまっては、さらに相手を困惑させてしまうだろう。
もしそんなことまで相手に伝えてしまって、「何言ってんだ感」を持たせてしまったりすると、それを解消させるのに、上記の住居侵入のほかに
「その人は理髪店をしていてね・・・」などといった情報まで必要となってしまう。
そんなこんなで、一応僕はパクチーを食し、それを第三者へ伝える程度はどうにかできる経験をした。
でも、食事の折り返しポイント付近で、気になりだしたことがある。
明日へ。

変形3

昨日、おとといからの続きです。
【あらすじ】
映画版トランスフォーマーが文庫本になってるんだけど、
活字で変形シーンはどうなってんのよ!?。
一度くらいは、誰か(緑の小人等)が更新してくれるんじゃないかと思ったが、更新されない。
ので、やはり眠いが考えてみた。
【シチュ】
突如ビルが崩壊。
信号待ちしていた主人公は絶体絶命!!。
しかし、運転していた自家用車がロボに変形し、主人公をガード!!。
それを見ていた上空の敵ロボが不敵な笑みを浮かべ、戦闘機に変形し、その場を去る。
・登場人物
主人公:スティーブ
ヒロイン:桜子(友情出演)
味方メカ:コンボイ
敵メカ:プロペラー
?その4 よそ見編?
------------------------------—-
「あ、危ない!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「うわー、桜子ー!!」
スティーブは思わず目をつむった。
・・・どのくらい時が経っただろうか。
目を開けると、スティーブは大きなロボにかばってもらっていることに気付いた。
コンボイ「大丈夫かい?、小さな王子様?。」
プロペラー「次は、こうは行かないぞ!!」
上空にいるロボは、そう言うやいなやプロペラを高速で回転させはじめた。
そのあまりの風圧に、スティーブは目を細める。
風が収まったときはもう、スティーブには遠くにうっすらと見える戦闘機の影しか確認できなかった。
------------------------------—-
基本的に変形するタイミングで、皆がそれを見ていないため、変形シーンを細かく描写する必要がない。
逆に言うと、ロボたちもそこへんを見計らって変形してくれている。
作者思いである。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
?その5 さっぱり編?
------------------------------—-
「は、早く逃げろ!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「ごめん、桜子!!」
スティーブは桜子との楽しい日々を思い出しながら、覚悟を決めた。
しかし、スティーブは無事だった。
コンボイ(自家用車)にかばってもらったのだ。
コンボイ(自家用車)「大丈夫かい?、スティーブ?。」
プロペラー(戦闘機)「ふん、しくじったか・・・。」
プロペラー(戦闘機)はそう言い残し、爆音とともにその場を去った。
------------------------------—-
やや物足りない感もあるが、とやかく細かい描写などよりは、むしろこの方がわかりやすくてよい、という意見も。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
?その6 人間味編?
------------------------------—-
「ビルが、倒れるぞ!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「桜子・・・、僕は・・・。」
桜子のあどけない笑顔が一瞬、頭の中をよぎる。
しかし、よぎったのはそれだけではなかった。
これから起こるであろう人間と未知の生命体との争い。
家族のこと。
そして運命。
瓦礫の上に乗り、あたりを見回す。
スティーブの目は、何かを見出したような、鋭いまなざしをしていた。
みんなを守る責任が、僕にはある。
スティーブは、はるか彼方に飛び去った戦闘機をにらみながら、ただ立ち尽くすのだった。
------------------------------—-
僕が間違っていた。
「トランスフォーマー」は変形シーンやロボが売りなどではなく、人間の成長を描いたものなのだ。
変身がどうこう言っていた自分が、恥ずかしい。
こんなんで、考察おわり。
「映画版トランスフォーマーの文庫本にて、変形シーンはどうなっているか。」
正解は、絶賛発売中「映画版トランスフォーマーの文庫本」で!!。
宣伝しといた。