一般的に、人間はティッシュより強いと考えられている。
箱から強制的に引きずり出せるし、丸める、濡らす(濡らしたティッシュを口にあてがうことで、強くなるときもある)、燃やす。
相手の意向などお構いなしに、やりたい放題である。
しかし、電車の座席に置かれた「しわくちゃのティッシュ」はどうだろうか。
「座席に何か置かれている、もしくは捨てられていると、そこに座らない」という人や、そういう人を見た人は意外に多いのではないだろうか。
※ここで民衆意識や人間の弱さなどを指摘するつもりは、毛頭ありません。
上記のティッシュ。
普通、座席なんて空いていない時間帯や乗客数なのに、空席を見つけたなら、そこはほぼ確実にティッシュが置いてあるはずである(時間帯により、置いてあるもの変化)。
そのティッシュは十中十十捨てられているのだが、「捨てられている」という言葉を使うのがはばかられるくらい、強い。
「いらっしゃる」とかいう言葉を使ってもいいくらいだと思う。
もちろん、その席の前の乗客はティッシュを摘み上げる指握力と、その後そこに座る勇気と腰力くらいは持ち合わせている。
このようなシチュエーションで勝敗を分けるのは、「一瞬の判断」であろう。
彼がティッシュのいらっしゃる座席の前に立ち、ティッシュがあるのを確認した瞬間にティッシュを摘んでいれば、その座席は人類のものとなったはずなのである。
一瞬でも。
一瞬でも躊躇してしまうと、ティッシュを除外し、座る力があるにも関わらず、なんか「タイミング逃した」的な雰囲気が自他問わず生じてしまうのだ。
こうなると、その雰囲気を味わっていないニューカマーが来るまで、その座席はティッシュのものとなる。
一瞬の判断が勝敗を分ける際、勝利するために必要な力は「ティッシュを摘む力」くらいでよいのかもしれない。
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ティッシュを除外できるかどうかより、摘んだティッシュをどうすべきかを議論した方が良い。
新しいティッシュで包んで、カバンにしまい込む俺はアウトコース。
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残念なことに、それでは話が弾みません。
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風当たりが強くなってきたので、しばらくコメントを控えようと思います。
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確かに、コメント入れるのはめんどいとは思うので、無理しないように。
でも入れてね。