日曜日のテレビは、何故かゴルフが多い。
ルールとか分からないので、あまり見ないのだが、こないだ、たまたま見ていると気になることがあった。
グリーン上、選手の打ったボールが穴に落ちる瞬間、
「かんからかん」と聞こえたのである。
その音がすること自体は問題ないのだが、それを拾っているマイクはどこにあるのだろう、と思ったのだ。
もちろん、グリーン上に音声さんや、あの、大きいつくしのようなマイクは映っていなかった。
まず考えたのが、「穴の横」あたりにマイクが仕込まれているというものである。
テレビでは、ボールが穴に入ったかどうかが見づらい場合があるのかもしれない。
したがって、その世紀的瞬間を逃さぬために、穴にマイクを仕込み、視覚以外の感覚機器でもホールインスリーとかが分かるようにしたのだ。
しかし、この考えは、穴との距離が結構ある選手がボールを打った瞬間に「こつ」と聞こえたことで、再検討が必要となってしまった。
ボールが穴に落ちるときも、選手がボールを打つときも、音がひろわれた。
第一打を打つような、強いショットではないと思うので、本来の音はそんなに大きくないはずだ。
これは、選手かキャディさんがマイク係も担っていると考えて、間違いないだろう。
※ちょっと意外なところでゴルフクラブに仕込まれていることも考えられなくはないが、ボールを打つときに単三乾電池がぼろーっと出たりすると思われるので、可能性は低いだろう。
また、ボール自身にマイクもありえそうだが、ナイスショットが空中分解し、ボタン電池がきらめいた、という話は聞かないので、ありえないだろう。
でも、この「選手・キャディさんマイク所持案」にも、疑問点が残る。
選手とキャディさんの会話が、ひろわれていないのである。
いや、ひろっていても、それをうまいこと放送しないだけかもしれないが、少しくらいは「あれ、帽子変えた?」くらいの会話が聞こえたっていいではないか。
いや、たまたま僕が見たヤツでは、会話が入っていなかっただけで、いつもの放送ではバリバリ「めちゃイケ」についての会話が入っていたりするのだろうか。
当たり前かもしれないが、選手とキャディさんはそんなに喋らないのかも知れない。
打つときはなおさらだ。
うーん分からない。
もちろん、会話でなくても、独り言をマイクがひろっていてもいいのだ。
「風は、と・・・。」とか
「生きろ、生きろ、生きろ・・・」とか
「もう、20ワットだな・・・。」とか
「鈴木、間違えて逆方向にショット打て、打て・・・」とか。
もしマイクが選手に仕込まれていたとしても、独り言がこんなんばかりだったら、確かに放送しないようにするな・・・。
まぁ、結論が出ないので、アフレコということにしておく。
技術の進歩である。
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ゴルフ中に無駄口たたくと怒られるらしいで?
「昨日のエンタ見た?」とか最低限の発言を心がけよう。
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「右の傾斜と早芝感に気付いているか?。」
「あぁ。16番に、油塗っといたほうがいいな。」
こんなやり取りだと思う。