ドライブをしていると、お年寄り介護関係の建物があった。
「天使の○○」という名前だ。
姉はそれを見て「ちょっと、ニアピン過ぎる」と言った。
僕も同感だ。
だが、姉には、他にも思うところがあった。
知人に聞いた話によると、介護関係の仕事は人手が少なく、大変なのだそうだ。
だから、そのイメージと天使のギャップに違和感を覚えたらしい。
そんな調子で、またポツリとつぶやいた。
「天使があんな殺風景な家に住んでんの?。」
おそらく訪問タイプの介護サービスが主な仕事なのだろう。
確かに、大きな看板に反して、寂しげな、二階建ての一軒家だった。
でも、その一軒家を見た僕は、確かに天使が来ているかも知れないなぁと感じた。
一階に、出入り口が見当たらなかったのである。
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パトラッシュー!老人が安らかに天使に連れられて行くのです。ウッ、涙が。
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天使でパトラッシュと来られては、もう、何か浄化力みたいなものが、すごそうです。