指先の死闘

プレステのボタンが効かなくなりました。
L2という場所でして、すごく力強く押せば効くのですが、そこは僕にとっては中指担当なので結構つらい。
けど、このコントローラを使っていて一つ気付いたことが。
なんだか「よーし!、いっけぇー!!」感が得られる気がするのです。
ごめん、分かりづらい?。
いつもはやんわり押せば言うこと効くものなんですが、ここぞというときには容赦なく押さなくてはいけない。
例えばサッカーで力いっぱいシュートを打ったときの「いっけぇー!!」。
このコントローラを使えば、力を入れるという共通点からかゲーム内のここぞという場面でもそれが味わえるのです。
指先の体感ゲームのようなもの。
ゲーセンとかではボタンなんかを押す強弱が重要なものもあったりします。
しかし、指先レベルになると結構つらい。
けど、味わえる「いっけぇー!!」の感じはちょっといいかも。
1.野球ですごく打球を飛ばしたとき
2.ゲートボールででっかいホッチキスの針みたいなのをボールがくぐろうとしたとき
3.ハンマー投げで室伏りんこなとき
4.針に糸をとおすとき
5.コーヒーにミルクを垂らすとき
6.圏外ギリギリから重要なメールを送信するとき
7.尋常じゃない量のデータをHDから削除するとき
8.ビリヤードで最初の三角フォーメーションを崩すとき
9.改札をSuicaで通るとき
この中だと4と5の間くらいの「いっけぇー!!」感。

二人だけれど、ばみるのは一ヶ所。

なんだか夜の駅とかをウロウロしていると、いますね。
自縛霊。
と、イチャつく人々です。
こんなところでそんなことしちゃダメだ!!、と思う一方、別にそれほど迷惑もかけられてないな・・・、とも思います。
けど、こう書いたところで、あの行為に対して怒りを感じている人も多いかと。
なんで、道の隅っこで抱き合っているのを見るだけで怒りを感じるのか?。
考えてみた、わかった。
「風紀を乱す」とかは嘘です、嘘。
あの行為をされると、通行している人たちは「通行人A」の役を、強制的にさせられてしまうのです。
それがいやなのです。
本人達はそう思っていなくても、周りの人は本能的に
「あー、お前ら主人公ですかい。ほなら、俺らは脇役やな。」
と思ってしまいます。
通行人だろうと石ころだろうと雑草だろうとトーテムポールだろうと、主人公以外は無機質で無感動なものばかり。
不愉快極まりないですね。
「道の隅で抱き合ってるだけで、迷惑かけてませんよ?。」
いやいや。
そのとき、アナタは道行く人に「愛の高架下」とかいう台本を配っているのです!!。
ということで、道でイチャつきたい人は、見てる人も主人公になれるようなイチャつきを考えよう。
追記
誰に言ってるんだろう、僕・・・。

適材適所

乾季の続く中、今年も魃(ひでりがみ)へ供物をささげることとなった。
雨が降らなければ、村が全滅してしまうためである。
村長である私は、いけにえとして若い娘を村の中から選び出さねばならない。
つらいことだが、背に腹はかえられない。
村長「いけにえとして、君たちの中から一人だけ選ばねばならない。」
きく「そ、そんな・・・。」
まさ「しかたのないことです。」
みよ「覚悟しております。」
村長「私には、君たちからいけにえを選ぶ権利があるようだが、同時に君たちの話をいくらでも聞く義務もある。何か、これだけは言っておきたいということはあるかな?。」
まさ「選ばれても構いませんが、家族のことだけが心配です・・・。」
みよ「選ばれたなら、きっと魃さまの怒りを鎮めてみせます。」
きく「もっと、村共通のラー油の容器は清潔にするべきです。」
村長「けってーーーーーい!!」

「俺、目から光線出んねん・・・。」

自分で言うのもなんですが、僕はどちらかというと感受性が高い方と言えそう。
夜に関する小説を読んだら、必ず夜に散歩するし、旅をしたくなるような本を読んだら少しは遠出しようと思う。
恋愛小説を読んだらお風呂に花びらをたくさん浮かべるし、スーパーマンを見たら、まぁいいか。
このように、感受性が高いというよりは感化されやすいということが字にしてみたら分かりました。
だからかどうか分かりませんが、僕は怖い系の映画がかなり苦手です。
心理的、物理的ともに苦手。
皆さん分かると思うのですが、あの手の映画は、どうしても「お前死に役だわ」というのが分かってしまいます。
頭の上にハタ坊なみのフラグがびんびんなのです。
「あーっ!!、お前そっち行くな!!。行ったら死ぬぞ!!。」といったシーンの連発では、僕の精神もすり減ります。
それでいて最近の映画はリアルだったり、絶望っぷりがうまいので大変へばるわけです。
うまいホラー映画なんかになると、それに加えて「感心」することも多くなり、より大変。
映画の出演者も大変だろうが、見ているこちらも大変なのだ。
よって、両者とも大変じゃない怖い系映画、求む。
需要、なさそうだけど。
追記
基本的にビビリなので、上記の理由がなくともホラーは苦手です。
なので、例えば「羊たちの沈黙」は、「羊たちと沈黙」だというふうに考えるようにしています。
ほのぼの度アップ!!。

ナルキッソスに届かぬ声

今日はおでかけだぜ!!
とりあえず本とオーディオプレーヤーがあればいいや。
と、移動中。
なんと、オーディオプレーヤに音楽がひとつも入っていないことが判明。
昨日、お気に入りのをまとめて入れたのに・・・。
何にも音楽がない・・・。
ということで僕は音源を得るため、カラオケ屋を探した。

ごっこvsごっこ

-「警部!!」
「何だ。」
-「犯人が要求を出してきました。」
「立てこもって9時間か・・・。動いたな。」
-「逃走用の車を要求しています。」
「よし。とりあえず白のセダンを用意してやれ。」
-「すいません。犯人は「白のセダンは犯人が使うっぽい車なのでそれ以外にしろ!」と言っていました。」
「やるな・・・。じゃあ、新しいノアにしてやれ。」
-「すいません。犯人は「ノアにするならダミー家族も用意しろ!」と言っていました。」
「めんどくさいな。ほっとけ。」
・・・・・・
-「すいません。犯人が「俺ら古墳に立てこもったけど、もしかしたら間違ってたかも知んない・・・。」と言っています。」
「私達警察が動いている以上、それと対峙しているお前らは犯人だ、と言ってやれ。」
-「すいません。犯人が「対峙っていうけど、俺ら武器もないし、人質もないし、自殺するって言ってるわけでもないんだけど・・・。」と言ってます。」
「取り囲んじゃったんだからしょうがないだろ。お前らも最初は逃走するとか言って、ノッてくれてたじゃないか、とでも言っとけ。」
・・・・・・
-「あのー。犯人が「結局俺ら犯人だから、白のセダンが相応だよ・・・。セダンでいいよ」と言ってます。」
「もう、逮捕してやれ・・・。」

流れに身をまかせ

どこかでやってたのだが、水泳競技では、体毛の処理も重要らしい。
毛のせいで水の抵抗が生じてしまうのだろう。
なので、水着なども水の抵抗を最小限に抑えるように工夫されている。
最近のは、肌よりも抵抗が低いそうだ。
「片方だけのすね毛を剃ってからまっすぐ走ると、剃っていない方に少しずつ曲がっていく」
これは、僕が考えていた持論。
実際に走ると、遅い方が律速となり、全体の速さが抑制されつつも、まっすぐ走れてしまうだろう。
実験を行ってくれたトモキ君は
「お風呂に入ったときに剃った方の足をなでると、すごく気持ちよかった。」と話してくれた。
「片方の鼻毛ばかり抜くと、その逆の方に鼻が曲がっていく」
植物は、ある成長ホルモンの勾配により曲がる方向を調節しているそうだ。
それとはあまり関係ないが、おそらく実際に片方ばかり抜くと空気抵抗の減った側の鼻成長が進み、鼻が曲がることが期待できる。
実際に実験を行ってくれたトモキ君は
「抜いた方の鼻から、鼻水とともに大量の砂が出てきた。」と話してくれた。

A4クロニクル

チョコレートが食べたくなったので、コンビニに行きました。
すると、お菓子コーナーで見慣れないもの(よく行くのでいつもと違うものに敏感なのだ)を発見。
すごく細いポッキーらしい。
細いのはいいんですが、気になるのはその商品紹介。
「ポッキー史上最も細い ポッキー!!」
みたいに書かれていました。
「ポッキー史上」・・・?。
やけにこじんまりした感じを与える史だな、おい!。
でも、ずいぶん歴史のあるお菓子であるのも確か。
自負しているわけでしょう。
とりあえず、封を開けた時点で割れまくっていないことを祈ります。
さて、この流れで書きたいことがあります。
「エア・ギター史上・・・」
「・・・」には、みんなの思いが入ります。

静けさに気付く

最近、滅入る事件ばかりだ。
子供が傷つけられる。
大の大人が子供じみた行動をとる。
または天変地異。
物が全てを制す社会。
こんな事件が起きる前兆が無かったわけではない。
教育のあり方や、環境問題に取り組んできた人たちの中には、こんな未来を予想し、危惧していたものもいるのだ。
しかし、その声は朝もやのように薄く、はかない。
私は、ある場所に向かって歩きだす。
確認を、するため。
そこは、木がまばらに生えた小高い丘。
草もひざ程度までしかない。
近くに大きな湖があり、悪くない。
ちょっとした自然公園のような場所だ。
だがあまり人はいない。
守られているのだ。気付かれない程度にではあるが、かなり厳重に。
月夜の晩、私は丘から湖を見ていた。
正確な時間は分からないが(この場所に貴金属を身につけて来てはいけないのだ)、たぶん2時頃だろう。
呼吸を整え、ゆっくりと丘を降りる。
すると、目的地が見えてきた。
ぼろぼろの百葉箱だ。
ペンキなどで塗られたりはしていないが、ずいぶんと長い間、あるものを守り続けてきたのだ。
私は一礼して扉を開けた。
そしてため息。
「思ったとおりだ。」
「誰だ。警鐘にコンクリートを詰めたヤツは。」

有言の束縛

勧誘の電話というのは、それ以降電話に出るのがいやになるくらいひどいものもある。
例えば「友達なんですよ?」タイプ。
いかにも親しげな感じを炸裂させてくる電話だ。
僕や姉の名前は、少しだけ珍しい読み方をする。
だから、友達風でも読み方が間違っていることですぐに勧誘だと分かる場合がある。
でも、そううまくいくことばかりでもない。
出たら最後、断る機会を失った僕らは英会話カセットの仕込まれた枕を買う羽目になってしまうわけだ。
出てしまった。切りたくても適当な理由がない。
そんな時、我々は嘘をつく。
一番多そうなのは
「今から出かけるんで」。
「ちょっと本人いないんで」。
みたいなところだろう。
だが、待ってほしい。
普通の勧誘電話ならともかく、こちらを不快にさせるような電話に、こんな湯葉のようなほにゃほにゃな対応でいいのだろうか。
傍若無人極まりない彼らに、少しでも対抗したいとは思わないか。
君は、土曜日の晴れやかな午前中をその電話により汚されてしまったのではないか?。
ということで、少しでも相手にダメージを与える断り文句を考えてみた。
「ちょっと今、ペディキュア塗ってるんで」
:ぜひ男性に言ってもらいたい。
「ちょっとすいません。今、パン焼けたんで」
:「俺パン以下かよ」と思わせることができるかも。
「今ちょっと背中痒かゆいんで、すいません」
:実際にかゆくなってしまえばいいんです。
「ちょっと、両手とんがりコーンで塞がってますんで・・・」
:ここで切ってしまえばいい。野暮なことは聞かれないで済みます。
「すいません。今、ちょうどいい着陸地点がないんですよ」
:何かわかんないけど、相手も「あぁ、そうでしたか」とか言いそう。
「あっ、やべっ、ちょっ・・・」
:これで切れても文句は言われないと思います。
「あー、今クリントンとケネビー来てるんで」
:ケネディーとゴルビーを混ぜているところがミソ。
まぁ、腹立つ勧誘もあれば、こちらが滅入るくらい丁寧な勧誘もある。
また、相手から「へ?」とか言われると、むしろこちらへのカウンターとなる。
何かヘンなこと言いたいときは、気をつけて。
今日の勘違い
「ぼうじゃくぶじん」を「ぼうきゃくぶじん」と勘違いしました。
変換して、「忘却武人」となり発覚。
ちなみに「忘却武人」は
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」の四字熟語版だと思います。