公園を犬と散歩していると、一箇所だけ地面が黒ずんでいる場所があることに気付いた。
そして、近づき目を凝らした瞬間、小さく嗚咽した。
「ケムシが山盛りだ・・・」
灰色をした体長3cmくらいのケムシが何故か地面に2匹どころじゃなく集合し、春でもないのにうごめいていた。
何か、冬眠か何かの準備なのだろうか、僕は去年にも似たようなものを夜に見ていて寒気がしたのを思い出した。
その日は2箇所でそんなことが起きていた。
このことで僕をさらに滅入らせるのは、何故か彼らが人に踏まれやすいところに集合している点である。
一箇所は散歩する人がよく通る開けた道、もう一箇所は木でできた跳び箱遊具の着地点だ。
そういえば去年見たのはコンクリートで舗装された歩道だったっけ。
「何だお前、そんなのが怖いのか?」
しゃがんでケムシをじっと見ていた僕に話しかけたのは、初老の男性だった。
(楽したいのがバレバレだが、10月22日へ続く)
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テントウムシかな
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ケムシです。
テントウムシの幼虫時代はケムシっぽいけど、越冬は成虫かさなぎくさくね?。