かしましさ

女三人寄ればかしましい、とは今や、ちょっと見方を変えると様々な炎上要素を持つ、気がする。
なによりも、多様さが認められている昨今では、そういうやつもいるし、そうでないやつもいる。
それ以上の何もないわけである。

4人集まらないと騒がしくない女もいれば、3人寄ればかしましい男たちもいる。
あれ、昨日は3人でよかったのに、今日は10人集まっても動きに切れがない。
あいつ、ひっとりでうるさいなぁ。

あいつら、2人だけどかしましい。
ああ、おばあちゃんが来てるのか。

などである。

ところで昨日、変な居酒屋で飲んでいたら、それはそれはかしましい女性らが隣にいて、もう圧倒されてしまった。
二十歳くらいの若い女の子なのだが、20年ぶりに命の恩人に合った、みたいな状態でなのである。

お母さんにあったんか。

とにかく大騒ぎが一定間隔で発生し、その振動で身体ともに揺さぶられた。
そのせいでとても疲れた。

しかし楽しそうだったので、悪い気はしなかった。
あの場所なら、たぶん悪霊とかは退散するし、かっちかちのジャムの蓋は開くし、除湿効果もすごい。

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