ラッキーパーソン

「ラッキーパーソンは自分自身がなっていいのか」というのは、誰に聞けばいいのだろうか。
ラッキーパーソンとは、テレビの占いで聞かれた言葉で、ラッキーアイテムなどの例を考えると、「会ったらラッキーが舞い込んでくる人」ということなのだろう。
「ラッキーパーソンは語学に長けた人」
ちょうどエスペラント語訳で困ってました、という人はともかく、ただその日の不運が決定した人にとっても、この語学に長けた人は幸せを与える存在なのである。
気になるのはこのとき、たまたま今日不運らしい人が、語学に自信があったらどうなのかという点。
「いやー、エスペラント語で書かれたメニューだったんだけど。読めてよかったわー」
これは自身ラッキーパーソンの効力なのだろうか、というと、何か違う気がする。
不幸が足らないのだろうか。
「いやー、落とし穴に落ちちゃって。エスペラント語で脱出方法書いてあってよかったわー」
何か違う。
「ラッキーパーソンは赤い靴の人」
「いやー、返り血浴びちゃったんだけど。靴が赤色でよかったわー」
物騒だ。
ラッキーパーソンが自身で担保できるかはわからないけど、もしラッキーパーソンたる要素を持てたなら、その日に会うおよそ1/12の人たちにラッキーになってもらえる。
そう考えると、自身もおのずと幸せって、なんて言うかこのレシートぱんぱん財布野郎が!!

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