プレイヤー

こないだどこかのニュースで「すいか割り」をしている人のことを「プレイヤー」と言っていた。
それまで全然気にしていなかった。
それは、もともと「すいか割り」という行為が嫌いだったという僕の性質もさることながら、それほど「すいか割り」に着目していなかった。
ましてやそれをしている人なんて。
そんな日常のなかで、それまではアスリートな、武井壮的な意味を持っていた「プレイヤー」は、場合によっては棒を手に、目隠しして右往左往する人も包括する、寛大な言葉に生まれ変わった。
ただ、例えばすいか割りをしているそばでビーチバレーをしている場合、「プレイヤー」ではどちらがどちらか分からない。
そんなことをこないだ飲みながら考えていたら、どうしてもすいか割り側は「ウォーターメロンブレイカー」と呼ばざるを得ない。
仕方のないことだ。
そう結論づいた。
ついでに「すいわ割り」を「スイカ割」にすると、もうモバイルCM臭がしてハンパないことが、今分かった。

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