404-2

続き。
【あらすじ】
「404エラーのセンチメンタルなシチュエーションと何よ?」について。
=====
1.
廃校が決まった中学校のHP
2.
バーチャルお墓参り
3.
おじいちゃんがインターネット接続の設定をしてくれてもしてくれても
ざっと考えてみると、何かセンチメンタルというよりは悲しい感じものが洗い出されてきた。
上記の例どれも、404エラーが発生すると何か悲しい。
もちろん、「好きだった人」関係を持ち出せばもう少しはおセンチが出そうではあるが。
もうおセンチはいいや。
ところで趣向は違うが、こういうのもいいんじゃないかと思うものもある。
「紙芝居の途中で404エラー」
分かりやすいものであるため、既にスケッチブックを所持した芸人さんの誰かがやっているかもしれず、そうだったらごめんなさい。
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「キジはきびだんごを手渡そうとする桃太郎に、少し目を伏せながらこう言いました」
404エラー
ページが見つかりません。
こんな感じ。
このとき、どうしてもこの紙芝居者は「けーんけーん」のシーンが描けなかったのである。
その代わりに用意した404エラーの紙。
切ない。
次の場面をめくるとき、つらそうに演じれば接続が危ないのかと、オーディエンスから声援がもらえるかもしれない。
一方、こんなタイミングでエラーが発生してしまう場合もある。
「こうして桃太郎は鬼を退治し、おじいさんとおばあさんのもとに帰ることができたのでした」
「404、404」
404のところは、紙芝居のラストを飾る例の「めでたし」の体で喋れば、いろいろ丸く収まるだろう。
ということで、それほど広げずに404の話は終わってしまった。
ただ、「紙芝居の途中で404エラー」の芸人さんがもしいるのだとしたら、ぜひ「その芸人さんをwikiで調べようとすると404エラー」であってほしいと思う秋の夕暮れであった。

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