404-1

昔では「封の開いていない手紙」や「メールボトル」。
最近では「アイシテルのサイン」や「別れた彼氏の歯ブラシ」など。
物質的な意味合い以上の意味を持ってしまった「ああ、そういうやつね」「なんかセンチメンタル」というアイテムに「404エラー」が採用されるのは近いんじゃないだろうか。
そんな気がした。
もちろんすでにJKの間で大人気の「404エラーにまつわるキュンキュン話」がすでに存在しているのかもしれないが、僕は知らん。
あったとしても個人的な経験以上のものはないのかもしれない。
ともかく、ちょっと青春な、若者特有の危うさやジュブナイル臭を感じ取ることができるのではないだろうか、「404エラー」は。
「404エラー」というのはインターネットをやっていると、時折見られる。
「サーバはあるけど、そのページ無いよ」というエラーで、Webサーバが教えてくれるものだ。
誰もが、URLの打ち間違いで見たことがあるだろう。
このエラーの、どこにセンチメンタルを感じるのだと考えると、やはり「以前はあったはずなのに、今は無い」という、完全に「思い出がいっぱい」の美味しい部分を網羅している点だろう。
「以前あったエロいサイトが見れなくなっている」
「新製品が出たためか、前のバージョンの製品のページが見つからない」
以前はあったはずなのに、今は無いもの。
栄枯盛衰、二度と戻れない日々、夏祭り。
文化祭、フォークダンス、図書室の相席。
2コンのマイク、預金、6人のころのKAT-TUN。
少しセンチメンタルと違うかもしれないが、要はこういうもの。
こういうものに、我々のメンタル部分は引っかき傷をつけられてしまう。
さらに、「大抵の人に経験がある」という点も捨て難い。
上記の例も、もう全員に経験あるでしょ?と問うて問題ないものばかりである。
どれ一つも琴線に引っかからない、という御仁はあなた、巌窟王か何かでしょうと言わざるを得無い。
あなた、ジョブ巌窟王か何かでしょうと言わざるを得無い。
次回、「じゃあ404エラーのセンチメンタルなシチュエーションと何よ?」について。

FEP

GDPとGNPの似方は常軌を逸している。
GDPは国内総生産で、GNPは国民総生産だそうで、ほらもう区別がつかない。
しかも「国内総生産」は「kokunai」ということで「n」が入っているが、GNPでないという覚えにくさ。
なんなんだ。
おそらく最初に英語があって、それを日本語に訳し、頭文字を並べたのだと思うが、気づかなかったのか。
「似ているから間違えそうじゃない?」と。
社会のテストのことを考慮したとしか思えん。
選択肢に「GDPとGNP」があるだけで、受験者の7割は鉛筆を転がすというし。
ファイヤーエキスパンダー!!
怒りのあまりファイヤーエキスパンダーが出てしまったが、私的にはもう「GNPはNが入っているが国内ではない方」などとひねくれた覚え方しかないと考えている。
ところで、この暗雲たる総生産事情に、ニューカマーが現れていたことが判明。
GNPの概念はなくなり、その代わりにGNIというものが導入されているとのことだ。
増やすなや!。
FEP!!。

賢い

うちには拾ってきたものやら買ってしまったのもやら。
猫がいる。
猫も集めてみると、様々な性格があって面白い。
のんびりだったり、嫉妬深かったり。
ところで、生き物にはそのような後天的っぽいものとは別に、先天的な気質というものがある、と言われている。
「ビーグルは猟犬として仕事ができるほど賢く、好奇心旺盛」
今、スッキリでやってた。
もちろんビーグルにも個性はあるだろうが、ビーグルの概要としては「賢く、好奇心旺盛」。
ちゃんと書くとさらに「4本足で恒温動物、目が顔面の前に2つついており」とかなり、そこはよしなに。
とにかくビーグルは、そのようなものだ。
ここで気になるのが「賢くない気質」の犬だ。
どのような確認で相対的な賢さがわかるのか。
難しいところだが、いるはずなのだ、「賢くない気質」の犬が。
「パグは賢くなく、しわしわ」
異論反論を恐れず言うと、「賢くない気質」はパグが似合うと思う。
「パグは賢くなく、しっぽの代わりにカールが付いている」
「パグは賢くなく、顔のひだにはヘソのゴマと同じ成分が含まれている」
「パグは賢くなく、口の届かない毛に洗濯バサミをつけると、面白い動きをする」
犬というのは人間との共生関係を長く続けているから、もう狩猟能力どうこうは関係ないだろう。
そして、それゆえにぬけている、アホがかわいいという向きも少なからず存在する。
狩猟能力が低く、アホ。
パグが適任ではないだろうか。
と、ここまでは当たり前のように犬種改良やその歴史。
パグの他のいいところをないがしろにしているわけであるが、そのような粗相もパグは許してくれる。
そんな気がパグにはするのだ。
飼ったことないが。

ホームラン

「特大ホームラン」という言葉を聞いて、どのくらい距離が出たら「特大になるのか」。
気になると同時に、「じゃあ特小ホームランとは何か」と考えたかったわけじゃ無いが、ひとつ言えるのは「特小ホームラン」には最小ラインがある、ということだ。
ある球場では外野席がホームベースから100メートルのところから始まるとすれば、「特小ホームラン」はおそらく100メートルと壁を越える分。
そのくらいの飛距離が最小ライン。
ひとつの球場であっても様々な「ホームランゾーン」があるだろうが、突き詰めたらその距離はあるひと距離にまとまるだろう。
一方で「特大ホームラン」は、可変だ。
打者の人間構造としての制約もあるだろうが、ちょこちょこ更新しうる余地が、「特大ホームラン」にはある。
今年の「特大ホームラン」は150メートルからだとして、100年後は155メートルだとしてもなんら不思議ではない。
そしてもちろん、200年後は145メートルでも問題無い。
なお、100年後は打法やバット、ボールの飛距離増大的改良(ボール直径がすでにバックスクリーン越えなど)、人体の飛躍的進化や偏西風ややませの恒常的な利用などが影響したのだろう。
ジェットエンジンを2基まで積んで良い、などのルールも生まれるかもしれない。
200年後は打法やバット、ボールの飛距離増大的改悪(振るとメロディーが流れるバット採用など)、人体の飛躍的劣化や偏西風ややませの恒常的な抵抗が影響したのだろう。
民家の窓を破るから、飛距離は145メートルまで、などのルールも生まれるかもしれない。
まあ、ホームランでありさえすればよいのである。
だが、「特小ホームラン」も広がりが無いわけではない。
例えば360度、全方向でホームラン可能というルールになったら、ピッチャーと逆方向へのホームラン飛距離をマイナスと考えることもでき、晴れて「特小ホームラン」も可変となる。
このように、ホームランの未来は明るい。
こりゃ、もしかしたら存命中に「衛星ホームラン」くらいは拝めるかも知れませんゾ!!。