寄らば出す。 その3

昨日からのつづき。
【あらすじ】
ドクヤガエル、フキヤガエルを傷つけずに、毒矢用の毒を採取しよう。
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例えば、彼らにとって分泌する毒が人間にとっての涙のようなものなのであると仮定する。
するとまず試したいのは「彼らをスプーンの上に乗らせたうえでドラえもんの「おばあちゃんの思い出」を聴かせる」というもので、話が終わってカエルが去ったのち、スプーンの上には毒液がたまっているという算段。
まあそういった方面。
非常に分かりやすく、楽だ。
だから僕にしてみれば、彼らの毒は「人間にとっての涙のようなもの」であってほしいし、そこへかわいそうな話やカエルが大変な話を投下していきたいところだ。
だが、おそらくではあるが「彼らにとって分泌する毒が人間にとっての涙のようなもの」というのはありえず、では何なんだろう。
ありそうなのは「自分の保湿のために出す液がたまたま毒」だった、というもので、するとまず試したいのは「彼らにきな粉をかける」というもので、彼らを救出した後のきな粉は完全な毒きな粉になっているという算段。
まあそういった方面。
非常に分かりやすく、なんとなく毒きな粉は毒きのこと語感が似ていて、やはり楽だ。
だから僕にしてみれば、彼らの毒は「保湿のため」であってほしいし、そこへバームクーヘンやスコーンを投下していきたいところだ。
だが、おそらくではあるが「彼らにとって分泌する毒が人間にとってのドクターシーラボ」というのはありえず、では何なんだろうというのは、まあ「保湿というよりは保身」であろう。
するとまず試したいのは「彼らの目前で何か料理の準備をし出す」や「今年の干支の話をする」というもので、自分が調理されてしまうのではないかと身の危険を感じた彼らが思わず毒液をしたたるほど出してしまうのではないかというのもので、この話まだ続ける?。

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