夕焼けの海底 その2

昨日からのつづき。
【あらすじ】
5月27日にディズニーシーに行ってきた。
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少し残酷な話をしよう。
ディズニーシーで列に並んでいる時、「えっ、この程度のアトラクションも、こんなに待つの?」と思ってしまうことがあった。
それは「アンダー・ザ・シー」というショーの開始時間に余裕があったために乗ったアトラクション。
「ジャンピン・ジェリーフィッシュ」という、ちょっとアトラクションという言葉を使用するのがためらわれるもので、簡単に言うと「30秒ほど昇降を繰り返す貝の乗り物」だ。
それが3mほどの高さのところで上下3mほど、緩慢に行われる。
2人乗りである。
「タワー・オブ・テラー」よりも攻撃力の高くない点はよいのだが、多少デパート屋上の遊具感も否めない。
並んでいるときはそう見えた。
しかしいざ搭乗してみるとそうでもなく、施設自体の暗くて照明の映えるシチュエーションのおかげで案外楽しい。
乗り物上部に設置されているエチゼンクラゲ様のオブジェも、触手がぷりぷりしていて好感が持てる。
短時間で終了するから、今回のように時間調整にも役立つ。
そして何より、生命の危険を感じさせる要因が他のアトラクションと比べて少ないから、子供女性その他でも安心して遊べる。
ただ、乗っていると別の事に気づく。
非常に恥ずかしいのである。
それは、この緩慢な乗り物に身を委ねた成人男性を下から見ている列の人。
ということではなく、こう、人が3mほどの高さのところで3m上下している図が、なんだか恥ずかしいのだ。
「あの人、自分の意志とは関係なく、3mほどの高さのところで3m上下を繰り返しているわ」
俺の意志だ!!。

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