リドアイルの恋 その3

昨日からのつづき。
【あらすじ】
5月27日にディズニーシーに行ってきた。
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リドアイルのショーは、大きな旗や布をダイナミックに操るだけではない。
ラブストーリーが存在する。
みんなが楽しく参加しているお祭りで、つまらなそうにしている男女。
お互い好きらしいが、なんかもにょもにょしているらしい。
一体彼らはどうなるんだ。
グーフィーには確か、息子マックスがいるはずだ。
チップとデールには確か、恋人クラリスがいるはずだ。
恋のことなら彼らに聞けばいいじゃないか。
と、ラブストーリーの顛末が心配になったところで、何やら音楽が変わった。
どうやらミッキーが来るらしいのだ。
ミッキーと言えば、例のアレである。
ミニーという恋人もいるし、期待が持てる。
そもそも会いたい。
この、リドアイルの場所取りをするため、僕らは周りのことなど見向きもせずにここまでやってきた。
もしかしたらミッキーを走ってやり過ごしてしまっていたかもしれない。
ちゃんと会いたい。
しかし、ここはもう歩いて登場するようなスペースはない。
さきほど、踊り子さんやグーフィーが通ってきたところにもミッキーはいない。
さてどこから来るのかしらと思っていると、なんと湾の向こうから、ボートに乗ってやってきた。
こちらに手を振っている。
やはりミッキーだ。
ショー中は立つなと言われているにもかかわらず、子供達は立ち上がり、親に制される。
一斉に手を振りかえす。
その隙間から見えるミッキーは、この快晴にすこぶる似合う涼しげな服装。
ミニーも着ぐるみらしからぬさわやかさだ。
そしてダッフィーである。
今、すごく人気らしいそのクマのぬいぐるみを来乗客の多くが手にし、リュックに入れていることに気づいていた。
仕草がかわいい。
そう、この「仕草がかわいい」はシーでずっと感じていたことなのだ。
もうなんか、仕草の安定性がすごい。習いたい。
悔しいことに、ダッフィーにも恋人がおり、それはシェリーメイ。
つのだ☆ひろのことを一瞬思い出してしまう名前のクマがそうだ。
ボートにはミッキーとミニー、ダッフィーとシェリーメイが乗っている。
万来の拍手の中、それは接岸した。

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