ロリポップためLv3

銃刀法違反というものを調べるつもりは全くないので、見当はずれなことになったら申し訳ないのだが、銃刀法違反の話。
これについて何か考えるとすると、もう「これは銃刀に含まれるのかどうか」という、遠足バナナ式の図法と、所持の仕方のことくらいしか思いつかない。
個人的な意見ではあるが、以下に「銃刀に相当するもの」を挙げてみる。
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ふとんたたき
濡れタオル
まな板
串かつ
おろし金
物干竿
17歳
さざえの殻
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一方で、ぎりぎり「銃刀に相当しないもの」と思われるものもある。
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きり
大和いも
臀部
カジキマグロ
ベンツのシンボル
ダンディ坂野
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
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撃ちぬけないんだって!!。

殺傷の件

「で、昨夜の銃刀法違反の件ってどうだったんです?」
「現場に急行したよ」
「そうしたら、それが破魔矢だってんだもの」
「はまや?」
「そう、神社で買うやつ」
「まあ、確かに矢っていう名前になってますけど、殺傷能力は?」
「もちろんない」
「なんですかそれは。そんなのを持ち込んできたのってどんな奴だったんです?」
「まあ、角がいちばん目立ってたよね」

隙間神聖性

ある統計によると、タンスの後ろに落ちているもので一番多いのは「家族写真」なのだそうだ。
そこには、暗喩と考えるにはあまりに直接的な「家族愛」というものの、価値のありかたを問いただしているかのように思える。
嘘である。
本当に統計があるのかもしれないが、とりあえず嘘である。
しかしこの「タンスの後ろに落ちているもの」という普遍的な話題をとりあげる点について、僕は何ら後ろめたいものは感じない。
それは、たいがいの家にはタンスがあるものであり、難解な語句も少ない。
少しだけ「タンスの後ろに落ちているもの」という言葉自体が難解ではある。
「今日は付き合ってくれてうれしいよ」
「じゃあ、タンスの後ろに落ちているものについて考えてみようか」
「は?」
この場合の「タンスの後ろに落ちているもの」は、確かに難解である。
しかし、ほとんどの場合は「そういえば、うちのタンスにこんなの落ちてた」と何か思い出すこととなる。
要は、誰しも一家言ある話題なのである。
逆を言えば、タンスの後ろに何も落ちていないなんて、礼儀に反する。
何かしら落ちていてほしい。
普通は破魔矢が落ちているはずだ。
それが落ちたとき、人はこう思う。
「タンスの隙間は、任せた」
破魔矢のおかげで、タンスの隙間の魔は払われるだろう。
範囲が少ない分、効果も高いはず。
ということで、この場合の破魔矢とはごきぶりホイホイのことで、魔とはごきぶりのことなのである。

必勝法

一条「勝つためには手段を選ばない?」
一条「少し違うな。勝つために手段を選んだんだ」
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【一条さんが選んだ手段】
かたくり粉を少し多めに入れてみた
ティッシュの芯を潰してから捨てることにした
相手より点を多く取ることを心がけた
髪型を少し変えてみた
入ったことのない定食屋さんで昼食をとってみた
バーベキューを企画してみた
水分をちゃんと取るようにした
自分にあった度のメガネをかけるようにした
電気屋さんに行く前に、ちゃんと下調べをするようにした
テレビをつけると同時に、音量を下げるボタンを押すようにした
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一条さんは、これで勝ちました。

密率

濃度の話だ。
A「ええっ、あの美人秘書と幼なじみなの!?」
B「ええっ、あのアホ毛メガネの八頭身美人秘書と幼なじみなの!?」
もちろんAが希薄というわけではないが、とにかくBは濃い。
これ以上ないくらいに濃い。
だから、次のCの濃度はBに勝るとは言えないが、同時に劣るとも言えないのである。
C「ええっ、ライオンやぎドラゴンが頭でしっぽがヘビなの!?」
正直な話、今は12月25日で、クリスマス。
ミッションインポッシブル2がやっている。
そこに出てくるキーワード「キメラ」というものは、どうやら濃度が高かったようだ。
ということで、BもCも十分に濃度。
D「ええっ、ライオンがアホ毛でやぎがメガネ、ドラゴンが八頭身美人の生き物はなーんだ!?」
僕の幼なじみです。

入れ替わり2

昨日からのつづき。
【あらすじ】
映画「転校生」では、階段ごろごろで男女の中身が入れ替わった。
今日は入れ替わって面白くないものを考える。
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基本的に、畜生道を避けてこられた我々にとって、人間以外のものと入れ替わったら面白くないこと間違いない。
しかし、「より面白くない、めんどくさいことになる」
その可能性を視野に入れると、入れ替わりたくないもの優先度というものが出てくると思われる。
例えばバッタはどうだろう。
先ほども触れたように、人間が人間以外のものになったら面白くない。
そこらで寝ている猫に憧れる人もいるが、それはただ疲れているだけ。
実際猫になったら、えさを手に入れるために、いかに彼らが腐心しているかがわかるであろう。
そのような観点で見ると、バッタはやはり面白くない。
そしてヒエラルキーの根底近くに存在していることを考えると、えさ。
面白くない上に、えさ。
そんな彼と階段をごろごろしたいだろうか、という話だ。
昨日から触れている、ハード的な融合。
あるいはホラー映画でハエと合体してしまうような。
そんなことが起きてしまったら、何代目かの仮面ライダーが誕生してしまう危険すらある。
この場合の仮面ライダーは、僕は面白くないと思う。
そもそも正義の味方というのは面白くないだろうし、絶えず彼には「敵に捕らえられて実験室で改造された」のではなく「神社の階段を転げ落ちたらこうなった」という、一般人には想像しがたい負い目がつきまとうからだ。
階段でバッタとともに転げ落ちそうになったら、ぜひともバッタをつぶすべきだ。
かわいそうではあるが、そうすれば入れ替わり対象がなくなるわけで、無事にころげ落ち後も自分のままだろう。
唯一、自分だけころげ落ちたら、階段と入れ替わったりはしないのかという危険性はある。
これは僕にも分からない。
というのも、もし階段と入れ替わる可能性があるのだとしたら、それはつぶれたバッタと入れ替わることもありうると考えるのが普通だから。
もう、僕のキャパシティーを越えている。
「階段になったら、女子高生のスカートのぞき放題じゃないか」
そうなるかもしれないが、残念なことに階段に人間の目に相当する器官はない。
そして何よりも、「のぞき放題だが、そのあとどうするの?」ということを考えれば、おいそれとのぞき放題になびくわけにもいかないだろう。
そんな感じで、乾燥したくちびるがひりひりして仕方がないので、終わりやす。

入れ替わり

昨日指摘した「映画 転校生的なものに見られる男女入れ替わり」。
面白そうなのは、「何を巻き込んで階段ごろごろをすればいいか」だ。
例えば異性と白鳥を抱えて転がれば、異性や白鳥になれる可能性はもちろん、「異性になったうえ、背中に羽も生えてた」という「転校生越え」も期待できる。
羽の生えた人は七割ほど好感度があがるため、「羽のところがつるーんとなっている白鳥」には悪いが、この悪魔合体は成功である。
もちろん、外見は変わらないが能力が増減する方向もあるだろう。
「右利きの人と左利きの人」。
どちらかがスイッチヒッター、どちらかが妙に味のある絵を描く。
そんなことになるかもしれない。
一方、「右利きの人と右利きの人」。
これは「超右利きの人」と「超利かない左腕の人」の生まれる可能性がある。
ここで気になるのが、「腕が超利いてる」という状態だ。
どういうことなのだろうか。
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「超利いてる腕の例」
前よりも、利き腕の挙手で指名されることが多くなる
がっちがち
走ると、超利き腕と逆の方に、少しずつ曲がっていく
前よりも、自動書記の字がきれい
なめるとすっぱい
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「超利かない腕の例」
利かない腕の方でちかんをしても、全然気づかれないが、触っている感じがなく、罪悪感だけ
ぷらんぷらん
知らない間に、すごく汚れていることがある
前よりも、自動書記の頻度がひどく高い
ミギー
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入れ替わりで気をつけたいのは「入れ替わった結果、面白くない」というものだ。
例えば、豆腐を持って階段ごろごろをやってしまうと、豆腐になって動けないばかりか粉々で、たいそう面白くない。
明日、「入れ替わった結果、面白くない」ものを考えてみる。
追記
ミギーをウィキペディアで調べてみたら、知らない外国人さんの写真が出てきたので、ミギーもこんなんなったかーと感慨深く。

不均一

映画「転校生」やジョジョの何話目かにあった「男と女の中身入れ替わり」。
これは、いいかい?。
その話題はとにかく「何か知らんものがある!!」「でも、いつものがない!!」という2つの事柄が対になって、集約されるんだ。
そして普通、「何か知らんものがある!!」「しかも、いつものもある!!」ということはない。
同様に「何もかもなくなった!!」というのも。
いつだって「何か知らんものがある!!」「でも、いつものがない!!」で狼狽するんだ。
中身(人格)が入れ替わっちゃうくらいなんだから、ハードの部分が移動してもいいはずなのにね。
いや、もうそんなことはどうでもいいか。
現実に起こることは、僕らがいま、経験したわけだし。
そしていまここに、お互い見慣れた顔の超中性的な二人が誕生したわけなんだけど、すごいね。
「何もかもなくなった!!」ってのは。
で、どうする?。
階段に散乱してる「いつもの」やつは。
お墓でも建てる?。

降るために飛ぶ。

二日ほど前から「空をとぶおたまじゃくし」のイメージが、ふと浮かぶ。
あの、お世辞にも上手とは言えない緩い速さで目の前を泳ぐ感じ。
なかなかいいと思う。
しかし、おたまじゃくしはその可愛らしさと同じくらい、群れたときの気持ち悪さを知られている。
朝起きたら顔に群れている。
そんなことにもなるかもしれないのだ、「空をとぶおたまじゃくし」は。
ゆっくりながらも体が小さいので、十分な戸締まりが必要である。
また、彼らは雑食性であるが、普段は落ち葉などを食むだろう。
というのも、彼らは決して捕食に長けているわけではないから、動くものを食す機会は少ないだろう。
ということで、ここに「空をとぶおたまじゃくし」の最も映えるだろう画、「空中でわっさーなってる」の可能性のないことが証明された。
もし鳥を追っているのだとしても、その遅さから人は「空を飛ぶおたまじゃくしが鳥を追っている」とは思えないだろう。
例え鳥が瀕死の状態であったとしても「空中でわっさー」は無理だろう。
鳥の瀕死と飛行の速度は比例関係にない。
ともかく、ざんねんだ。
しかし「空を飛ぶおたまじゃくし」には、他にも魅力はある。
例えば箸の先にマシュマロを刺して、おたまじゃくしを誘導する遊びがある。
また、わっか状の器具を用いて、彼らをシャボン玉で囲う遊びもある。
息で動かし、一カ所にたくさん集めるのもいいだろう。
これらは、おたまじゃくしがとろい故に楽しめるものである。
だが、そんな牧歌的な「空をとぶおたまじゃくし」も、やがて足が生えてくる。
彼らにとっての足とは、何なのだろうか。
確か、宇宙に連れて行かれたカエルは、四肢がぴーんなっていた。
「足が生えたぞ!!」
空を飛ぶおたまじゃくしの足は、それ以上の何かはないだろう。

意味なーし。

A「娘さんを僕にください!!。幸せにしてみせます」
B「娘さんを僕にください!!。もう幸せにしています」
C「娘さんは僕のものでした!!。ゆえにもう幸せなのです」
D「娘さんは僕の兄妹でした!!。極めて正常な家庭環境です」
E「娘さんは僕でした!!。DNA鑑定の結果、判明したのです」
F「娘さんを僕にください!!。DNA鑑定の結果、幸せにできるみたいなんです」
G「娘さんと僕を交換してください!!。僕はスカートをはくのが大好きです」
H「僕はスカートをはくのが大好きです。ゆえにもう幸せなのです」
I「娘さんは僕のものでした!!。娘さんは僕のものでした!!」
J「お父さんはもう娘さんには飽きたでしょう。顔に出ていますよ」
K「お父さん、キャッチボールしませんか。娘さんは置いておいて」
L「どうですお父さん。この球は娘さんじゃあ出せないでしょう」
M「娘さんを僕にくれれば、もれなくこのキャッチボールがついてきますよ」
N「あと、僕と幸せも」