安土桃山時代

他の時代と比べて、いささかキレの悪い感じのする「安土桃山時代」。
テストでヤマをはるにしても、とりあえず「捨て」のことが多いのではないだろうか。
歴史が苦手な僕にとって、その時代は「なんだか他の時代よりも、やけに短い時期」くらいの印象しかない。
それが冒頭の捨てイメージの由来となっているわけだが、やはり短いなりに日本の歴史にスケジューリングされているところをみると、なにか重要なことが起きたのだろう。
そこで調べてみると、「桃山文化」というものが誕生したらしい。
ちゃんと調べる気は毛頭ないが、ここで気になるのは「文化の誕生」だ。
もちろん、当時の人がそれを確信することはないだろう。
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「あ、今、桃山始まったよ。」
「あ、ほんとだ。」
「こうしちゃいられねぇ!!」
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・・・ちょっと、考えにくい。
ただ、なんとなくいい感じになってきた、というのはあっただろう。
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「あー、えんがわ、気持ちいいね。」
「んー。」
「なんか最近、いいよね。」
「あ!!。・・・んー。いいよね、確かに。」
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まだ、こっちの方が「文化の誕生」な気がする。
いい感じになるのが、ゆるやかなのだ。
ただ、他の時代と比べてやたら短い期間であることを考えると、そのゆるやかさも、本質は急勾配だったろう。
ダンシングな時代を生きた当時の人々、お疲れ様。
ところで、これほど抽象的でいいのか。
僕の安桃イメージ・・・。
他の時代よりも、個性的。
評価:★★★★★

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