双眼鏡

双眼鏡が欲しくなったのだが、双眼鏡の知識がない。
というのも、なんだか僕の部屋から外を眺めたその先。
50mくらい先の散立した樹木にタカ科の鳥が巣を作ったというのだ。
近所のおじさんから聞いた。
都心ではないと言えども、そんな森々していないところなのだが、そんな猛禽類がいるそうなんである。
そこで、せっかく真向かいなので、時たま観察してまおうというのが、双眼鏡どうこうの理由である。
ところで、双眼鏡となるとどうしても付きまとうのが「のぞき」的なマイナス面だ。
事実僕も猛禽類の新居狙いになるわけで、その点何らかの罪悪感がないわけでも、ない。
それに、「目のまわりにあとがつく」というマイナス面もある。
人によるのだろうか。
以前、野鳥観察という名目の遊び集まりがあったのだが、そこで使用していた双眼鏡は見づらく、そのせいでぐいぐい目にそれを押し当て観察をした。
その結果、目の周りに「ヤクルトの容器つけてたの?」と言われそうなくらい、立派なあとがついていた。
さらに、「双眼鏡で何かを見ている人は、どうもばかに見える」というマイナス面もあると思う。
僕のイメージでは、「双眼鏡をのぞいている人」は、薄笑いした表情か、口が半開きかの人しかいない。
どうにもうーん、な表情で、そんなに人に見せていいものではない。
現状、双眼鏡マイナスが多い。
出資できる金額から以上3マイナス分を引いたやつを、暇があったら買おうと思う。
次回
双眼鏡で何をのぞくといいのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です