早口言葉

なんとなく、早口言葉を作りました。
赤坂上次郎 青坂上次郎 黄坂上次郎
ところで、早口言葉と内容の両立は可能なのでしょうか。
例えば「バスガス大爆発」というやつがあります。
早口言葉としては楽しいでしょう。
しかし内容はというと、ちょっとという感じ。
また、早口言葉はたいがい、3回連続で言わなくてはならないことになっています。
「バスガス大爆発!!」
「バスガス大爆発!!」
「バスガス大爆発!!」
そんなぐいぐい言うことでもありません。
悲しい内容じゃあないですか。
ただ微妙なことに、本当に目の前でバスが大爆発を起こしたときにあわててしまい、意図せず連呼してしまいそうなところがこの早口言葉にはありそうなのです。
「え、何!?。どうしたって!?。」
「バスガス大爆発!!」
「バスガス大爆発!!」
「バスガス大爆発!!」
現場は騒然としています。
次に「生麦生米生卵」。
もう、早口言葉としても楽しくないでしょう。
内容も確実に戦時中で、悲しいことこの上ありません。
「生麦生米生卵!!」
「生麦生米生卵!!」
「生麦生米生卵!!」
物資が乏しい戦後などに叫ばれたのではないでしょうか。
その点、本当に悲しいことです。
それにしてもこの悲しさは、何が原因なのでしょうか。
「生」でしょうか。
「生」が悲しさ、切実さを生むのでしょうか。
「麦米卵!!」
「麦米卵!!」
「麦米卵!!」
これはこれで悲しい感じですが、既に早口言葉の意義は失われ、かつ「何ができるの?」「何つくってんの?」的な雰囲気が漂います。
最後に「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた」みたいなやつ。
そうですかとしか言えないじゃないですか。
そして急いで言うような内容でもありません。
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた!!」
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた!!」
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた!!」
・・・あの早口言葉のもととなった、高い位のお坊さんが描いた絵、スタジオに登場です!!。
なんつて。
次回へ。

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