車内の不安

電車内で赤ちゃんがぐずりだすことは、ごく当たり前のことと思われております。
しかし、その認識があったとしても、甲高い声で「あー」だの「わいぅわいあ、がー」だの叫ばれると、親の気まずさを不憫に思いながらもうるさいなぁ、と思わずにはいられません。
このことは当然です。
事実、うるさいのですから。
一方、赤ちゃんはどうでしょうか。
彼らに意見を求めたとすると、「変にゆれてにおいもいつもと違う電車内という場所」に不安を覚えずして何を不安とするのか。
そう言い返されるかもしれません。
これも当然のことです。
不安だから、泣き叫ぶのです。
「それは0歳であろうと80歳であろうと変わらないはず。なのに彼らはなぜ不安を表に出そうとしないのか」
赤ちゃん達は不思議がっています。
さて、今回の話を整理してみましょう。
乗客→うるさいと感じる
赤ちゃん→不安で泣き叫ぶ
幹部「ここで当然、乗客には「泣き叫びやめてもらい衝動」が発生しますが、赤ちゃんのやることなので仕方がないなという気持ちが勝り、その衝動は抑えられます」
幹部「その衝動を抽出し作成した結晶と邪悪なトビネズミを融合したのが、今回紹介するメガ怪人「トビネズミゲボラ」です」
ボス「うーん、ちょっとOK出せないなぁ」
幹部「と、言いますと?」
ボス「まあいろいろあるけど、まずねそれ、シャーレに収まっちゃってんじゃん」

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