くつについて

以前、「くつ」についてばーっと考えたことがある。
まず、「くつ」を漢字で書くと「靴」だ。
「革」と「化ける」がくっついている。
革が化けて、くつ・・・。
このことから言えるのは、この漢字が生まれたころ、「革」を使って作ろうとしたのは「服」ではなく、まず「くつ」だったようだ。
革でまずは服を作っていたなら、「靴」という形の漢字で、現在の服、衣類の意味を持つはずであるからだ。
しかし実際のところ、「靴」は、「くつ」。
初めて手に入った革で作られたのは、くつなのであった。
どうやら、相当のフェチがいたようだ。

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