食事環境、enum。

昨日からのつづき
【あらすじ】
カウンター席しかないラーメン屋さんというのは、料理を食べる人の目の前に忙しそうな人がいる点が、びんびん、もうほんとびんびんくる。
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ということで、料理を食べる人の目の前で、何が起きていたらイイかを、だらけるまで考察する。
・岸朝子が同じ料理を食べている
・からくりTVで出てきそうな、食事中に眠ってしまう幼児がいる
・同僚に治療している歯を見せようとして、サラリーマンが口を大きく開けている
・店主店員による、つなひき大会
・店員が缶ジュースのタブを開けるのに、手間取っている
・店員がDSのモニタを一生懸命ふいている
・麺の手打ち、実演
・店主が泣ける話を朗読してくれる
・作りかけのジグソーパズルが置いてある
・店をお客さんにあずけ、スタッフがみんなコンビニに行ってしまう
・厨房をがっつり掃除しだす
・主要国首脳会議
・備え付けのモニタに、かわいい動物の映像が流れる
・店主が背伸びをしたとき、少しへそが見えている
・店員が客を写生しだす
・店員がひざの上に座ろうとしてくる
・店員が顆粒タイプの風邪ぐすりを飲みだす
・横から走ってきたごきぶりが、目の前でぴたっと止まる
・店員がビンの中に模型の船を作り出す
・店員がカップラーメンを作り出す
・店員達が古傷の自慢話をしだす
・お客さんが保険の勧誘のために、隣の席に移ってくる
・・・ごめん。
だいぶだらけた。
けど、個人的には「店員が顆粒タイプの風邪ぐすりを飲みだす」が、イイ。
自信を持って報告できる。
誰かに。

食事環境2

昨日からのつづき
【あらすじ】
カウンター席しかないラーメン屋さんというのは、以下の点で、変な飲食店であることだなぁ。
・料理を作ってくれた人が、目の前にいる。
・料理を食べる人の目の前に、忙しそうな人がいる。
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料理を食べる人の目の前に、忙しそうな人がいる。
普通、食事中に目の前で別の料理をこしらえるような、忙しい人はいないことが多い。
また、もし忙しそうな人がいたとしても、それはたいてい食べることに忙しいのであって、これはしょうがない。
しかしラーメン屋さんでは「あじたまいち?の、ねぎ?の」「はい?の」とか言いながら、聞きながらの忙しさだ。
その忙しさ。
よくわからないが、ラーメン屋以外では漁船くらいにしか見られない食事環境ではないだろうか。
しかし、だからといって、「ラーメン食べてんだから、ばためくな!!」というのは、早とちりな意見だ。
考えてみよう。
ラーメンを食べているとき、カウンター越しでじっとあなたを見つめる店主を。
ちょっとは動いてもらっている方がいいと思う。
このことは店主店員さんも経験則があるようで、特にお客さんもいないのに、なんだかお冷を用意したり、麺のかごをお湯から出し入れしたりしているようだ。
自分の手をじっと見て、石川啄木になっている人もいる。
料理を作ったら「はいおわり」と閉店することなんて、出来ない。
でも、手持ちぶさただ。
以前、それに類似した場面について色々書いたことがあるが、とにかくそれってたいへんだから。
暗転の恩恵
「料理を食べる人の目の前に、忙しそうな人がいる」のは変だが、しょうがない変なのだ。
次回
食事中、店主店員その他に色んなことをしてもらい、ご機嫌をうかがう。

食事環境

前々から気になっているのだが、カウンター席しかないラーメン屋さんはかなり特殊な飲食店ではないだろうか。
なぜそう思うかというと、以下2点が気になるからだ。
・料理を作ってくれた人が、目の前にいる。
・料理を食べる人の目の前に、忙しそうな人がいる。
言ってることは似たようなもの。
そしてもちろん、これはラーメン屋だけが該当するようなことではない。
多そうではありそうだ。
さて、これらについて、なぜ気になるのかを考えてみる。
・料理を作ってくれた人が、目の前にいる。
これと同じ状況といってまず思いつくのが「家の食卓」である。
料理を作ってくれた人と一緒に、食卓を囲んでの食事となるのが一般的。
このシーンでは気になることなど、何もない。
となると、ラーメン屋における感じの原因はひとつだろう。
「料理人が知らない人」
知らない人が目の前にいるから、なんだか気になるのである。
一方、家の食卓では料理を作ってくれた人がお母さんだったりして、それが目の前にいる。
知り合いが目の前にいることは一般的であり、なんら問題はないのだ。
さらに、消費者としては「料理を作ってくれた人が、目の前にいる」ことを「何か観察している」ように捉えてしまう考えもあり、それが気になる要因の一つでありそうだ。
「僕はうまそうに食べているように見られているだろうか」
「さもないと、湯を浴びせられるかもしれない」
そこまではいかないが、あんまり変なこともできない状況だ。
ただでさえ、何かを食べることを見られる、というのがストレスである人は多いのに。
ごめん多くはないかも。
以上をまとめると、カウンター席における気になりの原因はこうなるか。
「料理を作ってくれた人が知らない人で、かつ何か自分を見ているような気がするため」
ということは、以下のようだったら、ラーメン屋でおいしくラーメンを食べられるはずだ。
「料理を作ってくれた人が知ってる人で、かつ何か自分を見ているような気がするため」
「料理を作ってくれた人が知ってる人で、かつ明らかに自分に興味がなさそうだ」
「料理を作ってくれた人が知らない人で、かつ明らかに自分に興味がなさそうだ」
・・・後半になるにつれ、なんとなくラーメンがおいしくなさそうになるのは、なぜだ。
明日。
・料理を食べる人の目の前に、忙しそうな人がいる。
について。

一石二鳥二

昨日からのつづき。
【あらすじ】
「一石二鳥」というのは、暇人が石を一個投げて、なんだか二羽の鳥にヒットでゲットした感じ。
しかし、実はその二羽、頓死だったのである。
暇人は一個の石で二羽取れたよーと大喜びだが、実は石、関係なかった。
ということで、彼が石を投げないで別のことをやっていたときに、二羽頓死事件がおきた場合のことを考えてみる、真夜中の歴史ミステリー。
=====
◆一手二鳥
暇人は将棋をやっていた。
「これでどうだ!!」
将棋盤のどこでもワープできるオリジナル駒「無尽」により、一手目での勝利を得た彼の目の前に、二鳥が落ちてきたとき。
「一手二鳥」の誕生だ。
◆一足二鳥
「一足お先に」歩いていたら、二鳥が落ちてきた。
早起きは三文の徳、みたいなこと。
◆一瞬二鳥
暇人はすごく鳥を見ていたが、目が疲れたのか。
一瞬だけ一羽の鳥が二羽に見えたのだ。
でも、すぐ一羽に戻った。
ということを表したことわざ。
誰も得していない。
◆一鳥二鳥
暇人が、飼っていた鳥にいとまを与えてみた。
すると、その鳥が友達を連れてきた。
ハートフルである。
◆一一二鳥
暇人が、夕暮れどきに飛んでいた鳥の群れを数えた。
だいたい、そのくらいだった。
◆ふりむけば二鳥
暇人が誰かに呼ばれたと思って、振り向いた。
しかしそこにはポストしかなかった。
しかし、まさかの二羽落下で、暇人もうける。
その後、彼は腹が減るたびに振り向いたという。
◆逆立ち二鳥
暇人が逆立ちをしようと、地面に手をやったとき、そこにちょうど二羽の鳥が!!。
または、逆立ちしている暇人の足先に、羽休めにきた二羽の鳥が!!。
◆背伸び二鳥
暇人が背伸びをしようと、両手で天を仰いだとき、たまたま頓死しそうな二羽の鳥が!!。
または、背伸びしている暇人の両手に、頓死した二羽の鳥が!!。
◆二鳥二鳥
市場へ鳥を売りに行こうとしたが、いくら数えても、手持ちの鳥が二羽しかいない。
そんな気持ちが表されている。
◆ウインク二鳥
男前、もしくは女前の暇人がウインクしたところ、貴族が自分にしてくれたと思い、差し入れをしてくれた。
◆一石二鳥三たすけあい
なんとなく書きたかった。
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ということで、あんましあらすじを踏襲せず終わってしまう、真夜中の歴史ミステリーでした。

一石二鳥

ヨウムなどにおぼえさせるといい感じのことわざである。
ところで、このことわざが生まれたもっとも想定しやすいシーンは、おそらく以下のようなところだろう。
1.鳥を狙って、石を投げました。
2.石が鳥に当たりました。
3.その石が下を飛んでいた鳥にも当たりました。
このようにして彼は、二鳥を手に入れたのだ。
・・・おかしい。
一度何かに当たった石に、どれほどの破壊力があるのだろうか。
当たりどころによっては鳥を気絶させるくらいの威力を持つかもしれないが、そんな簡単に二鳥、イケるのか・・・?。
ということで、どこかのステップで尋常じゃないことがあったことは、想像に難くない。
◆貫通弾
一羽目ヒット時の失速がなければ、必然的にその線上の鳥が狙える。
そこで貫通弾の登場だ。
ただし、あまりに威力がありすぎると「一石二鳥ガラ」となりそうで、調理の手間も省けたり。
◆すごく大きな石を投げた。
ターゲットの真下に位置する鳥も狙えるが、そんな石をどれほど上空に放れるか、また落下に伴う危険性より「一石で二鳥と一人」とかになりはしないか。心配である。
◆一羽目が恋人だった。
撃たれた恋人を見て、二羽目となる鳥は、自ら命をたったのである。
そして二人は、同じ鍋で煮られることになった。
◆二羽目頓死
二羽目にあたる鳥の、突然なる死。石なんか当たってないのに。
それを一石二鳥の作者がはやとちりした。
◆最初から頓死
なんと、一羽目も二羽目も、偶然に頓死してしまったのである。
たまたま石を投げて遊んでいた作者が、手に入れた二羽を両手に「一・石・二・鳥」とつぶやいたのだ。
なお、この理由なら、一石で二機やられてしまった鳥としても、自らの誇りを失わずに済むのではないだろうか。
「俺たちは一石なんかではやられていない。悲劇が偶然重なっただけだ。」
ちなみに、このとき作者が石を投げて遊んでいたから一石二鳥になったということは、ほかのことをしていればそれ相応の言葉になったと思われる。
夜おそいので、明日。
そこらへんをついばむ。

卒業文集 9番

卒業文集
9番 ケーススタディ
ある日、近所のおじさんが僕を訪ねてきて、
「彼氏を紹介するといって娘が連れてきたのがボルゾイだった場合」
について、アドバイスをしてほしいといいました。
僕はそんな事例、あるものかと思いました。
僕は、初めてのことが嫌いなのです。
このときは過去に事例が2件あり、それぞれがうまくいったものがあったのでよかったです。
「ボルゾイはそこらの男よりもかっこいいよ」とアドバイスできました。
しかし、別のおじさんが来たときは困りました。
「孫にカブトムシを宅急便で送ったが、着いたときにバラバラになっていた場合」
についてです。
おじさんは「われもの注意」のシールも貼ったのに、と怒りました。
僕はそんな事例、あるものかと思いました。
僕は、初めてのことが嫌いなのです。
ところがこのときも過去に事例が15789件あり、全てがうまくいったものがあったのでよかったです。
「おじさん。品名に事務用品と書いちゃうと、バラバラになりますよ」とアドバイスできました。
おじさんはあちゃーといった面持ちで帰っていきました。
このように、私は初めてのことが苦手でした。
しかし、この学校で初めてのことを想定しながらやったらうまくことを学べました。
ある日、また別のおじさんがやってきて、
「ストローの途中が割れていた場合」
について、アドバイスをしてほしいといいました。
これは事例がありそうだぞ、と思いました。
しかし、事例はあるものの、それぞれがかなりユニークな対処法になっていて、困ってしまいました。
けれど、そのシーンをちゃんと想像して考えたら、アドバイスが浮かびました。
「空気もろとも吸え」
おじさんは納得して帰りました。
これからも。
この経験を生かしていきたいと思います。

ケーススタディとは、違うな・・・。

相談

僕は全くないのだが、様々な人から物事を相談されてしまう人というのがいるらしい。
そしてその人、その本音は、メンドいとか。
そこでその人へ。
全くない僕が考えた、魔法の言葉を使ってみてはどうか。
「大丈夫。自分の髪を生かして、少しずつ増やせるらしいし。」
ごめん、前文の「僕が考えた」部分は撤回。
これはお察しのように、どこかのカツラ的メーカーのCMコメントである。
さっそく使ってみよう。
「でも?。彼が私にもう興味がないってことは確定してるわけだし?。」
「大丈夫よ。自分の髪を生かして、少しずつ増やせるらしいし。」
「いやー。最近の暴落っぷりはどうだね。大変だよ。」
「大丈夫ですよ。最近は自分の髪を生かして、少しずつ増やせるらしいですよ。」
「いやーまいった。どうしても面白いネタがないよ・・・。」
「大丈夫だよ。自分の髪を生かして、少しずつ増やす方法もあるし。」
一見ナンダコリャ丸だが、かなり寛大な目で見てみると、案外OKではないだろうか。
相手も、本題とは違った、別の問題点に気付くことができるかもしれないし。
まぁ、僕は使いませんが。
なんというか、人に何かを相談する時点で、既に彼は答えを出していることが多い。
だから、こちらの回答としては、そこを促すだけでいいのではないか。
さすれば、相談なんてものはすぐ終わるかと。
・・・あ、これが冒頭「全くない」の原因かも・・・。

スリランカ展

こないだ、東京国立博物館でやってるスリランカ展に行ってきました。
まず、大小さまざまな仏さんがいて、面白かった。
そして、大部分の像は布みたいなのを羽織っていたけど、なぜか右ちくびを出すようにしていたのが、面白かった。
仏像の頭にある、火が燃えているような飾りはシラスパタと呼ぶことがわかり、今後使うことはないな、と思った。
背中に翼の模様の入ったシャツを着たお客さんがいたけど、勇気あるなぁと思った。
ところどころに「仏歯」という言葉が出てきたけど、けっきょくこれがなんなのか、わからなかった。
小さな仏像がひな壇みたいに飾られていて、面白かった。
展示場出口付近のお土産コーナーにお茶があったのが、やる気まんまんさを感じさせた。
ついでに館内にある法隆寺宝物館に行ってきた。
無料かどうかわからないまま、恐る恐る入ったけど、無料でよかった。
とてもカッコよい建物で、展示物もカッコよく展示されていて、よかった。
中に入ったときの感想が「メガテンのダンジョンっぽい」というのが、僕らしくてよかった。
まぁ、スリランカ展には来たけど、これで僕とスリランカの溝が少し埋まった、とは言いがたいなぁと思った。

間違い酒場

バーテンダー「いらっしゃいませ」
「2人なんですけど、いい?」
バーテンダー「カウンターにどうぞ」
「なんだか、見慣れないカクテルが多いね」
「私、このスイングDDTっていうの」
「僕はアーガマ・プラトゥーンを」
・・・
「ねぇ、なんだかカクテル、硬い粒が混じってない?」
「あれ、君のも?」
「ねぇ、ちょっといいですか」
・・・
バーテンダー「当店ではオーナーの意向により、全てのカクテル with 小石となっております」
「な、なんですか。意向ってのは・・・」
バーテンダー「口にしたものの中に硬い粒があった場合、それを探り取り除こうとする舌の動きがたまらなく魅力的だということでして。そういった点では意向というより嗜好といったほうが当たっていまして。はは」
「・・・でも、その嗜好には賛同しない客もいるんじゃないですか」
バーテンダー「そうですね。でもみなさん、ちゃんと消毒していることを聞くと、納得されますよ」
「・・・うーんそういう問題じゃない気がしますけど。もう帰ります。会計を」
バーテンダー「お二人合わせて、4700円、102です」
「え、なんですか。102って」
バーテンダー「お二人の体重の合計となっております。カウンター席が体重計を兼ねております」
「そんなサービス、いらないよ・・・」
「今日は女性のお客様ということを考慮しまして、単位の方は伏せさせていただいております」
「聞いてないよ・・・」