空き巣たち2

昨日からのつづきです。
【あらすじ】
老舗のバー「ほっかむり」。
全国で活躍する「空き巣」達が集まり、その武勇伝を披露するテーブルでは「物件を物色中、こんなのが干してある家があった」というお題で盛り上がりを見せていた。
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テル「ちょっと趣向が変わりますけど、例えば警察手帳が干してあったら、どう思います?。」
タケちゃん「空き巣に対して、意識持ちすぎじゃね?、って思うよ。」
テル「確かに、ちょっとダイレクトすぎますよね。威嚇しすぎ。」
ミヤマ「それが、そういう意図でないとしたら、「あー、それ洗っちゃったか?」って思うな。」
ゴンゾー「そして、「さらに干しちゃったか?」って思う。」
テル「エロ雑誌が干してあったら?。」
ミチ「拾ったか?、って思う。」
タケちゃん「干すときに開いているページが、ポイントだったんだな?、って思う。」
ミチ「でも、エロ系だったらもっと、干すとおもろいもんあるだろう?。」
一同「・・・」
テル「小学生のテスト用紙だったら?。」
ミヤマ「せっかく捨てたのに、拾われたんだなー、って思う。」
ゴンゾー「捨てる場所を、もっと精査すべきだったんだな。」
テル「宝くじだったら?。」
テル「こりゃ、ぜったいイイモノだ、ってなりますよね。」
ミヤマ「いや、結構考えさせられるぞ。これ。」
ゴンゾー「期待させておいて、ブーでしたってのは、ある話だ。」
ミヤマ「ブーだったら、これは空き巣に対する宣戦布告になりますね。」
ゴンゾー「そしたらうちら、速やかに降伏だな。」
テル「糸のついた、あやつり人形だったら?。」
ミヤマ「どうやって洗ったのかなー、って思う。」
タケちゃん「洗ったあと、からまった糸をほどく使用者のことを思う。」
ミチ「洗濯機の中を、顔だけ出してぐるぐる回ってるのが、いいと思う。」



ゴンゾー「今日はこのくらいで終わりか。」
ミヤマ「今日は制限がきつかったですねぇ。」
テル「でも、何で今日は、こんなにハードル高くしているんですか?。」
ゴンゾー「・・・今日でこの会をやめようと思っている。」
ミヤマ「え、何でです?。」
ゴンゾー「ここにいる全員、空き巣に入ったこと、ないだろう?・・・」
一同「・・・」

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