温度差

こないだ、近くで祭りがあった。
以前、といっても、もう10年くらい前だが、そのころは半径300mくらいの範囲にちょうちんが飾られ、神輿や出店など、かなり活気のあった祭り。
しかし、最近のは、出店のなんらかの制限などもあり、小規模だ。
けどその分、その熱気は濃厚のようだ。
僕は、この世で祭りを感じさせる事象としてかなり上位の「ピンクのハッピを着て、全速力で走りぬける男子小学生」を見て、感慨にひたっていた。
ふと、気付く。
この熱気ある通りから、ひとつ道をまたげば、そこは祭りではなく、いたって日常。
サラリーマンがこちらを見ながら、帰路につく。
「向こうの通りからこっちを見ると、かげろうみたいに見えるかもね。」
僕は言った。
「でも、それは人が多いことでの熱気、以外のことも関係しそうだね。」
僕は言った。
ここまでくれば、今回言いたいことに、どうにか手に届く。
「プレデターは殺す気まんまん過ぎるので、少し見えてしまっているのだ」です。

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