拍手

ファミレスや居酒屋で、不意にまき起こる拍手。
それは、遠くの席に座っている、見知らぬ人間であるはずのあなたを祝っているものではないので、安心してほしい。
小さな祝福が、誰かに訪れただけだ。
しかし、である。
その音が聞こえた以上、あなたは何かしらの反応をしなければならない。
なぜならば、拍手の音はよくとおり、興味を抱かせる。
また、何気にそんなに頻繁にあるものではなく、少しだけ非日常的なイベントが近場で行われていることがわかってしまうからだ。
ひとりのときならまだしも、複数人でいるときに拍手が聞こえてきてしまうと、極端だが各個人内で相手の動向をうかがうような雰囲気になってしまうときもある。
「あ、拍手だ。何かあったのかな?。でも、そんなことで不審な行動をとっても・・・。あいつはどうするんだろ?。」
ということで、友達なんかといるとき、不意の拍手が聞こえてきたら。
なんか考えた。
===========
「不意の拍手が聞こえてしまったら、こう対処しよう」マニュアル
◆初級
:これはおさえよう。どこでも使える「気付いていますよ」テク!!
1.拍手が聞こえてきたほうに、少しだけ目をやる。
2.すぐに視線を戻す。
※1.の動作によって、主に
・その方向で、少し非日常的なことが起こっていることを、私は気付いています。
・経験的に、それは危険なものではないことを、私は気付いています。
が主張できます。
そして、2.の動作によって
・その拍手は私に向けられたものではないことを、私は気付いています。
が主張できます。
これらの動作で、すみやかに「自分は全てを理解しており、その結果、何もしないのだ」ということを友達等に示すことができます。
シンプルですが、ほとんどの不意拍手に対応することが可能です。
そして友達は、あなたをこう見るでしょう。
「あいつは不意の拍手を完璧にスルーできるやつだ。」
次回、中級。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です