何か本を。2

昨日からのつづきで、僕は本を探す。
でも、何が読みたいかがわからないので、手探り状態だ。
ミステリは、登場人物をおぼえ続ける自信がない。
あまり長いのは、それに耐えうる体力がない。
そういえば、海外小説を読んだことがほとんどない。
いつだったか、登場人物にクリスティーヌが出てきたとき、なんか面白くて内容どころではなかったことを思い出した。
海外小説だから、特別おかしくはないのだが、なんとなくクリスティーヌやらボブやらという名が出てくると「なんだ?、コントとかか?」という感じになってしまう。
登場人物が登場するたびに集中力が途切れてしまうのだ。
とはいえ、本を買わないと小一時間、手の甲にはえた毛とかを見ることになるので、エリザベスどうこう言っている場合ではない。
ということで、洋モノコーナーに行ってみる。
有名なヤツ、知らないやつ、けっこうあるようだ。
身近にある一冊を手に取る。
これを・・・・・・、買ってやる!!。
甲の毛を見るくらいなら、
「マーク、すごいな!!。お前のうちの庭は。手入れに2時間もかかるんだって?」
「いやあ、草刈機が小さいだけさ」
とかを、ちゃんと読むよ。
適当なページを開く。
冒頭から「カナッペ」ときた。
・・・いきなりスペードのエースを引いてしまったようだな・・・。

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