垂れ

どうも、よく喋るときの自分が、嫌いだ。
やたら悪意のある暴言を吐く相手と話をしていたとき。
「ちょっと、あんまり汚い言葉は使わないでください。」
「あ、なんだよ、汚い言葉って?。」
僕は思わず、こんなことを言いそうになった。
「口からクソが垂れてるってことだ。」
でも、これはどこにラインを引くか、というかなり個人差の予想されるものだ。
そして、僕がやたら喋るときは、どうなんだ?、とも思う。
僕としては、市長から表彰されてもおかしくないんじゃないか、と思うくらいの話をしているつもりでも、結局相手はつまらないかもしれない。
こんなとき、僕は
「口からごちそうが垂れてる」
のかもしれない。
何気に自信あるんじゃん!!、と思われるかもしれないが、結局は垂れているのである。
多くの偉い人が言うように、「無言」ほど意味深いものはなく、「間」ほど物を語っているものもないのだろう。
なんたって、垂れていないのだ。

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