よし子の夢は、夜開く

「僕はこれから電車に乗って帰る事ができるの?」
ため息をつく僕に、よし子は諭すようにつぶやいた。
「シラネ」
よし子は今、僕の机で緑がかっている菌の一種だ。
少し海苔の香りがする。
僕は少し無理して買った腕時計を手にする。
「ちょっと、背伸びしちゃったかな・・・。」
よし子は満24日。もうそろそろ熱死の頃だ。

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